サッカーウェアの着こなし術。
「リヴァプールはイギリスのクラブなので、短めの丈のハリントンジャケット、ユニフォームはタックインして、カジュアルズのようなコーディネートにしてみました。現地サポーターのファッションを見ていると、ハリントンジャケットをこういうサイズ感で着こなしているひとが多いんです。あと、ユニフォームをファッションとして着るなら、全体を同系色でシンプルにまとめたいところ」(シュンサク)
「〈ヨウジヤマモト〉がデザインしたレアルのユニフォームということで、合わせたのは〈マルジェラ〉のスラックス。スポーツとモードをミックスしたコーディネートですね。ユニフォームがスポーティーだから、スラックスやマフラーみたいな上品なアイテムを使って、バランスを取るのも大事。ちなみに、パンツにスラックスを選んだのは、フランスのクラブシーンにいるユースたちを参考にしました。ギャップのあるスタイルがすごいかっこよくて。」(シュンサク)
「このコーディネートのポイントは、イタリア代表のセットアップに、インテルのベンチコートを羽織ったところ。ナショナルチームとクラブチームですけど、インテルはイタリアのチームだから文脈としては成立していて。分かるひとには分かる合わせっていうのがミソです。Tシャツはゴーシャが手がける〈ラスベート〉のもので、ここでもさり気なくサッカー要素をプラスしています」(シュンサク)