細い道を進む姿が頭の中に描きやすい。




そして新しいスポットへと到着した「カングー」。ここは景色が開けた場所で、オーバーハングとはまたちがった釣りのスタイルになりそう。



「ここは広い湖なので魚がどこにいるかもわかりづらい。だから、いろんな手数を試す必要があります。表層、中層、ボトムと、水中のいろんな層を狙いながら、魚がいる場所を探るんです」


竿を変えたり、大中小さまざまなルアーを試したりしながら水中をリサーチし、魚の居場所を探りますが、ここでもヒットはせず。このスポットにおいても、人間対魚の頭脳戦は後者に軍配が上がります。
「今日はすごく難しいですね…。同じスポットでも横ではたくさん釣れていたりすることもあって、釣りの奥深さを実感します。最後にもう1箇所周らせてください」



再度「カングー」に乗って、最後のスポットを目指す雄大さん。今度こそ釣るという気持ちが表情からも伝わってきます。普段乗っているボートとはちがい、陸釣りの難しさを実感している様子です。
「陸釣りは本当に久しぶりですね。だけど、それによって普段とはちがう頭が働く感覚もあって、それがおもしろい。環境が変わることによって試したいことが生まれるので、本当に沼なんですよ。それにいろんなスポットを周るというのも、なんだか冒険感があっていい。子供の頃の気持ちを思い出します」

豊かな自然に囲まれた道路をスイスイと軽快に進む「カングー」。ハンドルを握りながら、雄大さんはこんなことを話します。
「小回りがよく効くクルマですね。商用車のようなイメージがあったけど、新しいモデルになってフォルムがシャープな印象になったのも関係してそう。細い道を進む姿が頭の中に描きやすいんですよ。それにアクセルの反応がスムーズだし、ブレーキの効きもすごくいいからすごく運転がしやすいですね。これならうちの奥さんも乗りやすいって言いそうです」
