Shop02 BACKDOOR
見た目はテック、素材はラグジュアリー。


左:〈エンツ〉パーカ ¥330,000、フリースジャケット ¥220,000、フリースパンツ ¥242,000、〈ブローム〉シューズ ¥38,500(すべてサプライトーキョー/03-6804-7037) 右:〈エンツ〉ベスト ¥242,000、〈セックスヒッピーズ〉フリースプルオーバー ¥23,100、〈サプライ〉フリースパンツ ¥24,200(すべてサプライトーキョー/03-6804-7037)、シューズ本人私物
代々木上原駅と代々木八幡駅をつなぐ通りから“他では買えない服”をセレクトし、感度の高い服好きの間で注目を集めている「バックドア(BACKDOOR)」。オンラインショップの「サプライトーキョー (SUPPLY TOKYO)」の実店舗として人気を博すこのお店が提案してくれたのは、一捻り効かせたテッキーなスタイル。
「世間的にはテック系のムードが高まっていますが、ウチとしては服としてのアウトプットも強くしたいので、そこをうまくミックスした提案を考えてみました。テーマは、“ハイエンドタウンスペック”。街でも着られるミリタリーやアウトドアを違ったアウトプットで表現したスタイルです。
たとえば、メンズのコーディネートは米軍のエクワックスと同じレイヤリングですが、〈エンツ(ents.)〉のアウターは3レイヤーの防水仕様でありながら、素材がシルク100%。中に着たフリースやパンツも〈エンツ〉でカシミア100%というラグジュアリーな素材を使っているのがポイントであり、面白いところです。足元はローファーでハズしました」

いま旬のテッキーなスタイルだからこそ、シルクやカシミアという意外性のある素材を取り入れれば、他とは一線を画したスタイルが完成します。素材がいいだけに着心地は抜群。
街に馴染むようにワントーンで統一したところもスタイリングの妙。女性の着こなしでも〈エンツ〉のベストを使って、テッキーなスタイルにラグジュアリーな要素をプラスしています。
「〈エンツ〉のベストもシルク100%。アウトドア感を意識したレイヤードで、中に着たのは〈セックスヒッピーズ(Sexhippies)〉のプルオーバーフリース。パンツはオリジナルのフリースパンツですが、ポーラテックを採用しているので、防寒性もお墨付きです」
定番のミリタリーやアウトドアのテイストを街着に落とし込むべく、ラグジュアリーな素材を使ったところに他にはないムードが漂っています。
