NO.2 猿丸浩基

SELECT SHOES:JUNCTION ¥37,400
22AWシーズンにデビューした人気のラインから、ローファータイプが初登場。プレミアムレザーのアッパーとラバーソールは接着剤を使わずに、360°しっかりと縫い合わされている。ラバーキャップは取り外し可能で、2WAYで楽しめる。
PROFILE
1985年生まれ、兵庫県出身。本場ニューヨークにてピザ修行をしたのち、2013年に代官山に「PIZZA
SLICE」をオープン。現在も年に4回はアメリカを訪れ、胃薬を飲みながらピザ屋をハシゴしている。好きな味は、やっぱりペパロニ。来月3月には原宿のキャットストリートに新店舗をオープンする。
Instagram:@250pizza
カジュアルからフォーマルまで、どんなときでも履いていける。


ー猿丸さんといえばストリートのイメージが強いですが、〈カンペール〉がお好きと聞いたとき意外だなと思ったんです。
猿丸:それこそ〈カンペール〉を履く前は、スニーカーばっかりでしたよ。
ー〈カンペール〉を知ったのはいつだったんですか?
猿丸:元々知ってはいましたけど、5、6年前くらいに、スニーカーみたいな軽さで革靴みたいなものがないかと探していたんです。で、よく行くニューヨークのピザ用品店の前に〈カンペール〉の店舗があったので、たまたま入って試着したらめちゃくちゃよくて、購入させてもらいました。
ーそのときはどんなモデルを購入されたんでしょうか。
猿丸:ゴアテックスのモデルでしたね。それ以外も全部がかわいくて、爆買いするようになりました(笑)。ソーホーで買いまくってます。
ー日本では買わないんですか?
猿丸:実は、ぼくの足のサイズが30センチで、日本にほとんどなくて…。だからアメリカで買ってるんです。

ーもともとスニーカーを履いていて革靴に目が向いたのは、どういう経緯だったんでしょう。
猿丸:ぼく含め、周りもみんなスニーカーばかり履いていたので、そうなったときに革靴が欲しいと思ったんです。でも、履き心地が悪いだろうから踏み出せずにいたんですけど、〈カンペール〉を履いたら、求めてた感じだったんですよね。
ーたしかにいまは、スニーカー全盛ですものね。
猿丸:当時はスニーカー慣れしちゃってたんで、それ以外、履いてなかったんです。となったら、重い靴なんて履こうと思わないし履く必要もないですからね。
ーいまは、どのくらい〈カンペール〉をお持ちですか?
猿丸:めちゃくちゃありますよ。「ブルートゥス」っていうモデルは、3足くらい履き潰してますからね。

ー本日履かれているモデルは、どこに惹かれたんでしょうか?
猿丸:これ、トゥの部分が取り外しできて、付け替えたりできるんです。ぼくは服が真っ黒なんですけど、最近は色をいれたくなってきたので、そういうときにもいいかなと思って。取り外せば真っ黒になりますしね。
ー〈カンペール〉にしたことで、服装の変化もあるとお聞きしました。
猿丸:そうなんです。スニーカー履いていたときはカジュアルな服装だけだったし、入る店もカジュアルな店ばかりでしたけど、いまは〈カンペール〉を履いているから、キレイな服もはまるようになって、服の幅が増えました。
ー猿丸さんは海外へもよく行かれますが、そんなときにも履かれますか?
猿丸:それが、めっちゃちょうどいいんです。ニューヨークへ行くときは普段より歩き回るし、フォーマルな場に行くこともあったりもする。だけど荷物は増やしたくないじゃないですか。となったときに〈カンペール〉が一足あれば事足ります。余裕でいけますよ。今日は撮影ですけど、本当にマジで、個人で買って履いてますからね(笑)。


猿丸さんの愛用カンペール

猿丸さんが履き潰しては買い足している〈カンペール〉の「ブルートゥス」。とにかく軽くて、履き心地がよいからと「おかんにもプレゼントした」ほど。汚れても、サッと拭けばキレイになる。