100キロの長い道のりが始まる!
そして迎えたレース当日。山本と柴山は朝4時に起床し、5時前には会場へ。


まだ夜明け前だというのに、会場は大勢のランナーで熱気ムンムン! こういうとき、まわりのランナーは全員、百戦錬磨の猛者たちのように見えるもの。ですが、スタート前で緊張しているのはみな同じです。


初めて100キロ超のレースに挑む柴山は、やや緊張の面持ち。一方、ロングトレイルの完走経験者である山本は、余裕綽々とはいかないまでも、いつもと変わることなく楽しむ気満々の表情を浮かべます。

足元をヘッドランプで照らし、シューレースを締め、気合いを入れ直す山本。まもなくスタートです。

そして朝6時、レーススタート!

空が白みゆくなか、700名を超えるランナーが駆け出していきました。



視線の先には、秩父のシンボル、武甲山が。さあ、長い旅の始まりです。