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ぼくたちフイ・マムート冒険隊!
「フイ・マムート冒険隊」とは、
渋谷を拠点にヒップな情報を発信する
フイナム編集部とゆかりの深いメンバーとともに、
それぞれの考える冒険を〈マムート〉のサポートをもとに実践、
考察していくための特設サイトです。
馴染みの渋谷界隈から、海や山、はたまた宇宙まで!?
8000メートル峰を舞台に
様々なドラマを繰り広げてきた〈マムート〉の魅力を、
都会をヒップにサヴァイブしてきた
フイナム編集部ならではの視点でご紹介していきます。

MAMMUT for Trail Running Vol.2
ぼくらがマムートを選ぶ理由。
Case01.西野大士(NEAT デザイナー)

1862年にスイスで設立されたアウトドアメーカー〈マムート(MAMMUT)〉。160年以上の歴史を誇り、厳しい山岳環境で培った製品の数々は、いまや世界のトップアスリートの冒険のみならず、ぼくらの日常も支えてくれています。そんな〈マムート〉が、ついにトレイルランニングシーンに本格参入。前回は趣の異なる3つのトレイルランニングシューズをレビューしましたが、今回はフイナムと縁の深い3人のランナーに試し履きを依頼しました。〈マムート〉のシューズは、彼らのライフスタイルにどのようになじむのか。その様子をお届けしていきましょう。1人目は、フルマラソン完走経験があり、トレイルランニングに興味が湧いている西野大士さん。トレイルランニングシューズの最初の1足としても最適な「エナジー トレイル オールマウンテン ロー」を履いてもらいました。

Photo_Kazushi Toyota
Text_Shogo Komatsu
Edit_Hiroshi Yamamoto
西野大士
NEAT デザイナー

1983年生まれ。兵庫県淡路島出身。小学校教諭を経て〈ブルックス ブラザーズ〉で販売員やPRを担当。2015年にパンツ専業ブランド〈ニート(NEAT)〉を設立。2020年に東京でオーダーメイドできる直営店「ニートハウス」をオープンし、淡路島、名古屋、韓国・ソウルにも展開する。

洗練されていくウエアの選び方。

ー〈ニート〉は今年で設立して11年目。10年以上続くと、変わったことと変わらないことがあると思いますが、西野さんの場合はいかがですか?

西野: 徐々にブランドの規模が大きくなりスタッフも店舗も増えたので、商売としてきちんとやっていかなきゃいけないな、と思うようになりました。だから、いまは僕ひとりでブランドをやっているというより、チームで運営している感覚ですね。

ーチームで運営となると、自分だけではできなかったことも増えたのでは?

西野: そうですね。餅は餅屋って感じで、販売は販売のプロフェッショナルたちがいるし、海外営業は海外営業がいますので。でも、僕自身が穿きたくないパンツはつくらない。それは〈ニート〉を設立した当初から変わりません。スタッフから「こういうのはどうですか?」と意見をもらって取り入れることがあれば、ごく稀に、僕以外のメンバーがいいと言っていても、僕が「それはナシ」と思ったらやらないこともあります。

ーブランドが成長していくなかで、想定外に変わった部分はありますか?

西野: そもそもブランドで商売をやろうと思って始めたわけじゃないので、すべてが想定外。でも、森保監督も言ってましたよね。“想定外も想定内”って。僕もそんな気持ちです(笑)。

ー今後ブランドをどのように成長させていきたいですか?

西野: 自分のやりたいことをやる、という芯はブラさず、お客さんが喜んでくれるモノづくりを続けていきたいですね。例えば、プライス。ブランドを立ち上げた当初は、パンツ1本33,000円で販売していたんですよ。「¥30,000を超えるパンツなんて、誰が買うんだ」ってよく言われていましたが、意外と受け入れていただけました。いまとなっては、その倍の価格でさえも受け入れられる時代になりましたけど、僕個人としては60,000円以上するパンツって、やっぱり高いなあ〜って思っちゃうんです。だから、33,000円のパンツも普通に高いんだからね、っていう感覚を忘れないようにしています。

ーお客さんの視点を大切にしているんですね。モノの選び方についてもお話を伺いたいです。年齢を重ねるごとに、服の選び方はどのように変化してきましたか?

西野: あまり変わっていないと思います。でも、歳を取っていく分、キャリアが積み重なって、本質をちゃんと捉えられるようになったとも思います。

ーたくさんの失敗を経験して、モノの選び方が洗練されたと。

西野: そうですね。僕は昭和世代なんで、いまの時代じゃ全然ダメなんですけど(笑)、モノを買った数が自分の身になると思っているので、若い子たちにもそう言っちゃっています。若い頃は、古着だったりモードだったり、いろんなジャンルに興味を持つこともあるはず。そうすると、買った分だけ自分に合うか合わないか、好みが明確になってくると思うんです。失敗は投資ですね。

ーデイリーウエアとランニングウエアの選び方は異なると思いますが、どんな違いはありますか?

西野: ランニングを始めたばかりの頃は、普段の感覚で古着の機能的なTシャツで洒落たデザインを選んでいましたが、自分を追い込んでいくうちに、やっぱりそうじゃないって思ったんですよ。1分でもタイムを縮めたいなら、ウエアの影響も大きいはずなので。結局、最新の素材が1番いい。服好きだからこそ、ウエアもギアとして選ばないと。

伸びていく走行距離、落ちていく体重。

ー最近よく走られているようですが、いつ頃から走っているんですか?

西野: 2013年くらいから。東日本大地震のあと、節電のために残業しちゃいけないし、飲みにも行けない時期があったじゃないですか。まっすぐ家に帰るんですけど、なんだかやることがなくて、始めたのがランニングでした。フルマラソンにも出場したことがあるくらいハマっちゃったんですよね。

ーガチで取り組んでいたんですね。それまでスポーツの経験は?

西野: 子どもの頃に少年野球をやっていて、中高ではバスケをガッツリと。特筆するような結果は特にないですけど、スポーツは好きでした。あと、2013年くらいからランニングと並行してゴルフもやっていましたよ。

ーもともとアクティブ派なんですね。

西野: でも、2016年に子どもが産まれて、そこから日常的に走らなくなっちゃったんですよ。1番下の子どもが大きくなってきたから、去年の春、また走り出したって感じです。

ー再開したきっかけってあるんですか?

西野: 40歳を超えて、痩せられなくなったので(笑)。30歳を超えたら、35歳を超えたら、40歳を超えたらっていろいろ言われてますけど、僕は40歳で1番実感しましたよ。体質が変わったし、去年は救急車で運ばれたりもしちゃいまして。これは運動しないといけないな、と思ってランニングを再開しました。

ーいまは、日常的にどれくらい走っているんですか?

西野: めちゃくちゃ忙しい時でも、月に最低100km、多くて200kmは走っています。「なにを目指してるの?」って嫁さんに言われるんですけど(笑)、スピード練習もするんです。ジョグ用のシューズで走ったら1度帰宅して、シューズを履き替えて、ダッシュしに行く。

ーストイックに打ち込んでいますね。

西野: だんだん走れるようになっていくのが楽しいです。再開したばかりの頃は2kmしか走れなかったけど、5km、7km、10kmと距離が伸びていって、スピードも速くなっていくのを実感していました。そして、体型も目に見えて変わっていって。去年の春に走り始めた時から、8kgくらい痩せましたよ。そこから減らないけど(笑)。アイス3個とか食べちゃっているからだと思います(笑)。

ー3個(笑)。走っていなかったら、体が大変なことになっちゃいますね。

西野: そう。食生活を制限したくないから走っているっていうのも、正直あります。ダイエットがうまくいっていないひとに、ランニングをめっちゃおすすめしているんです。だって、5分ペースで10kmを走っても50分、もう少しゆっくり走っても1時間じゃないですか。それを耐えれば、なにを食べても飲んでもいいって考えれば我慢できるはずです。

ーいろんなアウトドアアクティビティがありますが、ランニングは日常的にできて、健康に結びつく趣味ですよね。

西野: そうですね。例えば、フットサルだったらメンバーとスケジュールを合わせて、場所を確保しなくちゃいけないですけど、ランニングは毎日自分で決められる。走るつもりじゃなかったけど、明日は雨だから今日走っちゃおう。10km走る予定だったけど、体が重いから5kmにしておこう、みたいな。自分を追い込む日があれば、心地いいペースで走る日もあって、自分で調整しながらやっていけるのがちょうどいいです。

ー距離や時間を決めず、無理せず走るのが継続の秘訣かもしれませんね。

西野: 気分でコースを変えられるのもランニングの魅力かと。なんとなく10個くらい決まったコースがあるんですけど、コースを組むのも楽しいですよ。ここにこんなお店があったのか、ここらへんの家は洒落てんな、今日はこっち方面に行ってみよう、なんて考えながら走っていると飽きません。

トレランで深まる〈マムート〉との関係。

ートレイルを走ったことはありますか?

西野: ないんですよ。アウトドアブランドに転職した同い年の友人が2年前くらいから走り始めて、この前フルマラソンに出場したそうで。さすがにキツすぎたから、フルはもう走りたくないって言って、トレランを始めたみたいです。そうしたら、トレランのほうが楽しいって言っていまして。だから、一度経験してみたくて、山を走ってみたいと思っています。

ー友人と一緒なら、より楽しめそうですね。

西野: でも、トレイルに踏み出せない理由がひとつあるんです。息子がクライミングをやっているんですけど、大会に出場した時に同じ場所でトレランの大会も開催されていました。あれは3月だったかな。ゴールしたランナーたちの会話が聞こえてきて、「昨日寝れた?」、「寒くて全然寝れなかったよ」って話していたんですよ。こんな寒いなか、ひとりで山で寝るなんて怖すぎる(笑)。僕はハマったら、とことん没頭するタイプなので、トレランを始めたら絶対に100マイルとかの長距離に挑戦したくなっちゃうと思うんです。だから、寒さとか夜の山とか、不安要素を払拭したいですね。

ーでも、いつか100マイル完走した西野さんが目に浮かびますけれど。

西野: よく走っている公園にオフロードのコースもあるので、トレランを始める前にそっちを走ってみようかなって思っていました。オフロードのほうが脚の負担が少ないと思いますし。

ー今回は〈マムート〉のトレイルランニングシューズ「エナジー トレイル オールマウンテン」とウエアを着用いただきましたが、〈マムート〉にはどんなイメージがありますか?

西野: やっぱりアウトドア、山のイメージ。古着でもちょこちょこ見かけますし、自分たちも古着で仕入れたこともあって、すごくいいブランドだなと思っています。どちらかと言えば、本格的なパフォーマンスウエアの印象が強いです。

ー例えば、「アイガー エクストリーム」というコレクションは極地にも耐えられるスペックで、氷壁に挑むプロのアルピニストたちが愛用しているフラッグシップモデルがブランドのなかでも有名です。もちろん、ライトなハイキングを楽しめるアイテムや、デイリーに使えるカジュアルなウエアもたくさんラインナップしています。

西野: ブランドの背景を含めてアイテムを選ぶっていうのが、すごくいいと思うんです。いままで僕は山との繋がりが薄かったけど、これからトレランを始めるなら〈マムート〉を選択肢に入れたいですね。

ー「エナジー トレイル オールマウンテン」は、いま〈マムート〉で展開しているトレイルランニングシューズのなかで、もっともオーソドックスなモデルです。トレラン最初の一足にぴったりかと。さっきまで雨が降っていたので路面が濡れていますが、履き心地はいかがでしたか?

西野: 他のトレランシューズを履いたことがないから比較できませんが、いま初めてオフロードを走ってみて、アウトソールのグリップ力がすごくよかった。前傾姿勢になって走りやすいです。

ーラグの深さは4mm、ヒールドロップは8mm。トレイルに慣れていなくても走りやすいと思います。

西野: あと、普段履いているランニングシューズより安定感のあるクッション性でした。

ーミッドソールには超臨界窒素発泡によるEVA素材を採用していて、プレートは入っていないので、誰でも履きやすいはず。フィット感はどうでしたか?

西野: 幅は、結構ゆとりがあるように感じました。

ー従来の〈マムート〉のシューズと比べて、ややゆったりめです。

西野: なるほど。アッパーは通気性がよくて、暑い日でもスッキリと履けるんじゃないかなと思います。

ーアッパーには通気性と耐摩耗性に優れた軽量ポリエステルニットを採用し、360°をTPUで補強しているので、岩やガレ場を走っても、しっかりと保護してくれます。ちなみに、ウエアも〈マムート〉を着用していただきましたが、いかがでしたか?

西野: 特にショーツが気に入りました。スリットが入っているから足を動かしやすかった。個人的な好みで言えば、もう少し短いほうがいいけど、多くのひとが穿きやすい丈感だと思います。あと、ザックのフィット感がすごい。

ーザックは意外と容量が12Lもあって、日帰りのトレイルランニングには十分なサイズです。

西野: デザインもすごくかっこいいと思います。シューズとウエアを着用してみて改めて思いましたけど、やっぱり〈マムート〉っていいですね。アウトドアブランドで、こういうかっこいいアイテムを出してもらえると嬉しいです。歴史のあるブランドだからこその存在感と確かな機能があると思います。

エナジー トレイル オールマウンテン」 ¥26,400 ※公式ECではGTXモデルのみ販売

INFO
MAMMUT SPORTS GROUP JAPAN
電話:03-5413-8597

MAMMUT ONLINE STORE www.mammut.jp MAMMUT Instagram @mammut_japan

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