キュレーションストア「フイナムズ」の中から、編集部員が気になったモノを紹介する「今日のフイナムズ」。大きな反響をいただいているようで、現在売り切れ続出中。そんな読者の期待に応えるため、テーマを設け、一挙に複数アイテムをセレクトするこちらのコーナーがスタートしました。今回は、「秋に着たいアースカラーアイテム」をご紹介。
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▼「HAg-Le」Polo by Ralph Lauren drizzler jacket
元々ゴルフウェアとして誕生した、アメカジを代表するドリズラージャケット。映画『理由なき反抗』にて、ジャームズ・ディーンが着ていたあの赤いジャケットと言えば、ピンと来る方も多いのではないでしょうか。
ディーンが着ていたのは〈マクレガー（McGREGOR）〉のものでしたが、ここでご紹介するのは〈ポロ ラルフ ローレン（POLO RALPH LAUREN）〉。
これからの季節にマッチするベージュを纏った一枚は、クラシックな上品さと、少々のいなたさが共存する仕上がりに。キュッと絞られた裾や、襟に備えられたチンストもポイントです。
ドリズラージャケットと聞けば、どうしてもおじさんが着ている絵が浮かびますが、そんなアイテムをどう落とし込むかが腕の見せ所ではないでしょうか。
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▼「DoLuKE」LACOSTE polo shirt
もはや説明不要の定番品〈ラコステ（LACOSTE）〉のポロシャツ。ブラックやネイビーあたりが安パイですが、この秋は少々華やかなカラーに手を伸ばしてみてはいかがでしょう。
おすすめしたいのが、現行ではあまり見かけないライトグリーン。爽やかで、落ち着いた色味なので、秋コーデのちょうどいいアクセントになってくれるはず。
古着ならではのオーバーサイズというのもポイントで、一枚着るだけで様になる優秀な一品です。
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▼「SNAK」ITALY band collar stripe shirt
だんだん暑さも落ち着いてきて、ようやく長袖シャツが活躍する頃合いになりました。ただ、シャツとひとくちにいっても、カジュアルなものからドレッシーなものまで様々。
日常で着用するなら、キメ過ぎず、ラフ過ぎず、ちょうどいい塩梅のものがほしいところですが、ちょうどそんな一品を「SNAK」で見つけました。
淡いベージュカラーを基調に白のストライプが走るデザインから漂うのは、農作業着のような土臭さ。実際に作業着として使用されていたかは不明ですが、80～90年代のイタリア製のものなので、もしかしたらユーロワークかもしれません。
そして、なによりの推しポイントが、普通の襟シャツに比べればラフだけど、上品さもきちんと持ち合わせているバンドカラー。残暑が厳しい秋口は、これぐらいのリラックス感がなくては。
着丈が長めのボックスシルエットというのも、今日的で尚よしです。洗いざらしで着るとより雰囲気が出るかと思います。
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▼「DAMAGEDONE」DICKIES double knee work pant
〈ディッキーズ（Dickies）〉のワークパンツといえば「874」を思い浮かべる方が多いでしょう。〈リーバイス（Levi’s）〉の「501」や先ほど紹介した「ラコステ」のポロシャツ同様、不朽の名作と言っても過言ではないはず。
そんな「874」と双璧をなすモデル、それが「ダブルニー」。どこが違うのか説明しますと、「ダブルニー」の方がより太いシルエットになっていて、なおかつ頑丈なんです。
そして、その頑丈さを下支えしているのが、最大のポイントである、生地が二重になったひざ部分。作業着を出自とするので、ひざの破れを防ぐための補強という訳です。
機能を追求した先に生まれるデザイン美といえばいいでしょうか。この「ダブルニー」にはワークウェアの魅力がぎっしり詰まってます。
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▼「Tam」Italian army combat pants
最後は軍パンのなかでも、球数が少なく、現在ではユーズドでも入手困難と言われている、イタリア軍のコンバットパンツをご紹介。
特徴は何と言ってもその独自性にあります。というのも、現在各国の軍服というのは、アメリカものの影響を受けて画一化されているのですが、こちらはイタリア軍の意匠が残っている時代のパンツなんです。
その証拠に、膝に当て布、裾に開閉式ジッパーといったように、個性的なデザインが採用されています。
軍パン特有の野暮ったさがない、裾を絞った細身のシルエットはデイリーユースにうってつけ。なかなか見つからないデッドストックなので、お早めにどうぞ。
