レジェンド級のプロダクトを現代に蘇らせる〈リー(Lee)〉のプロジェクト「リー アーカイブス(Lee ARCHIVES)」。
2年ぶりの新作として登場するのは、“WWⅡ大戦モデル”です。そう聞いて目の色が変わった方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人です。
WWⅡ 101J COWBOY JACKET ¥30,000+TAX
この“WWⅡ大戦モデル”とは、第2次世界大戦禍、物資統制により、さまざまなディテールが簡略化されたアイテムのことを指します。この1930年に誕生したCOWBOY JACKETも大戦時のディテールを忠実に再現されています。
ボタンはCOWBOY刻印から汎用品だった月桂樹ボタンに変更。
ワークウェアの証でもあるトリプルステッチはあえてダブルステッチに。
胸ポケットのフラップは縫製工程を軽減するため、丸みのある形状に変えられている。
バックルバックを廃止し、リベットとプリーツのみに省略。
〈リー〉といえば左綾ですが、こちらは1944年まで採用された右綾仕様に。
WWⅡ 101 COWBOY PANTS ¥20,000+TAX
一方の101-Zは、軍用にジッパーが大量に必要となったため、ジップタイプが生産休止となり、その際に登場したボタンフライタイプがベースになっています。
トップボタンはジャケットと同じく、汎用月桂樹ボタンに。
フライボタンは無刻印のものに変更されています。
コインポケットのリベット、およびバックポケットのステッチ及び補強布は省略。
本来、前ポケット・股部に使用されていた銅や真鍮のリベットに代わり、鉄製無着色のLee刻印が入った通称“UFOリベット”に変更されている。
デザイン面だけでなく、歴史的な背景を表すという意味でも非常に価値のある一着。オリジナルと遜色ないオーラを漂わせるセットアップは、ヴィンテージフリークならずとも要注目です。
NEAT TRUNK SHOW
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