古着に音楽、トークショーまで！渋谷PARCOの屋上にて開催された、フイナムのフリマを密着レポート。

去る4月3日（土）、「渋谷PARCO」10階の「ComMunE」にて「HNF in SHIBUYA PARCO」、又の名を「フイナムのフリマ」を開催しました。久方ぶりのイベントなだけに編集部一同どうなることやらと心配しておりましたが、当日は天候にも恵まれ、なんと1000人超もの方々にご来場いただきました！

そんな大盛況のうちに幕を閉じたイベントをプレイバックしていきます。来れた方には懐かしんでもらい、来れなかった方には会場の雰囲気を少しでもお届けできればと思います。それではどうぞ！

まずは、そもそもなぜフリマなの？というお話を。きっかけは、「渋谷PARCO」が“環境に配慮した次世代型ビル”として、3月25日から開催していたサスティナブルキャンペーン。期間中このポリシーに沿ったさまざまな催しが開かれていたのですが、その一環として、ありがたいことに我々フイナムに「イベントをしませんか？」とお声がけいただきました。

で、フイナムの視点から見たサスティナビリティの形を考えたとき、編集部から挙がったアイデアが「古着」でした。循環するという地球に優しい面はもちろん、約20店舗が参加する古着モール「フイナムズ」の運営や、古着の連載「古着サミット」「で、NVってなんなのさ」を発信している身として親和性もある。だから古着のフリマというわけです。

テーマは「ニューヴィンテージ」。昨今注目を集める80年代から00年代までに生まれた服にスポットライトを当て、フイナムと馴染みのある古着屋8店舗にご参加いただきました。

「フイナムズ」からは、「HAg-Le」「DAMAGEDONE」「ONTHEHILL」「YOUNGBLOODS」、また「で、NVってなんなのさ」からは「instant bootleg store」「Color at Against」「SIESTA」「danjil」が参戦。都内の有力店舗が集結したこのラインナップ、古着好きのかたにとっては堪らないものだったのではないでしょうか。

どのブース見ても素敵な商品がズラリ！フリマというだけあって、手の届きやすいプライスのものも。ちなみにチームフイナムによるブースも出店。フリマを目当てに早い時間から多くのひとの姿が見られました。

昔懐かしのメロディーを会場中に響かせてくれたDJたち。その正体はフイナムもとより、ライノメンバーたちだったのでした。フイナム編集長の小牟田をはじめ、それぞれの選曲いかがでしたでしょうか？

ファッションに音楽とくれば、お次は食。会場となった「ComMunE」は飲食スペースでもあり、イベント中も美味しいフードとドリンクを提供いただきました。会場の外にはテラスもあり、気持ちいい陽気に包まれながらのチルな時間は至福の一言。

会場の一角では、イラストレーター・やまざきめぐみさんによるドローイングイベントを実施。持参してもらった写真に、やまざきさんが即興でイラストを描いてくれるという粋なサービスに皆さん興味津々でした。

ちなみに今回のイベントの看板や装飾も、やまざきさんプロデュース。「かわいい」という声もあちらこちらから聞こえてきました。キュートでシュールな動物たちは、みなさんの心を射止めたはず！

そして目玉コンテンツのひとつが、吉本芸人・宮戸フィルムさん、古着屋「伊藤商店」のオーナー・伊藤忠宏さん、「で、NEW VINTAGEってなんなのさ？」でも執筆していただいているライター・Tommyさんの3名によるトークセッション。

以前「で、NEW VINTAGEってなんなのさ？」のスピンオフで〈シュプリーム（Supreme）〉を特集しましたが、今回はそのスピンオフのスピンオフ。ニュー・ヴィンテージの視点から、シュプリームの魅力を語っていただきました。

伊藤さんが持参したというアイテムは、バスキアやマーク・ゴンザレス、〈ビズビム（visvim）〉に「バドワイザー」といった錚々たる面々とコラボしたレアものばかり。これにはあの宮戸フィルムさんも、興奮を隠せないご様子。もういい？

来場した洒脱者たちを撮影するスナップ企画も敢行。そこにはフイナムでもお馴染みの〈L’ECHOPPE〉コンセプター・金子恵治さんと、「にしのや」ディレクター・西野大士さんの姿も。その詳細は、こちらからチェックしてみてください。

太陽も傾いていき、イベントは終盤へ。アフター5のDJタイムには、DJデュオ・「The Antoinettes」や「BOY」の奥冨直人（TOMMY）さんや、気鋭ガールズバンド「TAWINGS」のギター＆ボーカル、コニー・プラクトンさんの3組が登場。それぞれが考えるニューヴィンテージな音楽でスペシャルな時間を届けてくれました。