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渋谷パルコがアートに溺れる17日間! ジャン・ジュリアンの展覧会、麒麟・川島明のホテル、マルタン・マルジェラのドキュメンタリー映画…ぜんぶぜんぶ刺激的です。

渋谷PARCO」の審美眼には、毎度驚かされるばかりですが、この企画はそのいちばんの証明と言えるのではないでしょうか。

本日9月17日(金)より「SHIBUYA PARCO ART WEEK 2021」がはじまります。昨年好評を博した企画で、開催期間中は渋谷パルコのB1Fから10Fまでアートで溢れかえります。著名なアーティストの展示が行われていたり、ブランドとクリエイターがコラボしたグッズが販売されたり。とにもかくにも刺激的なウィークなのです。

フイナムは昨年、同企画で片桐仁さんといっしょにテナントをまわったわけですが(該当記事)、今年も実はある方とクルージング?デート?を敢行する予定。と、その記事の公開前に、注目スポットをいくつかご紹介しましょう。

1. ジャン・ジュリアンの展覧会

日本の遥か西、フランスで活躍するイラストレーター「ジャン・ジュリアン(Jean Jullien)」をご存知でしょうか? 見ているだけで心がほっこりするユニークなタッチが魅力で、本国では雑誌やファッションブランドに作品提供もしているそう。日本の漫画文化にも造詣が深く、このたびアートウィークの目玉クリエイターとしてフックアップされます。

Jean Jullien Exhibition「PAPER PEOPLE」
2箇所のテナントで展覧会が行われるそうで、ひとつめが「PARCO MUSEUM TOKYO」で行われるインスタレーション形式の展覧会。ペラペラの紙状のアーティストが創作活動を行う、その様を作品に表したそう。およそ50点程度もの大小さまざまなペインティングが一堂に会して、展示される予定です。

新作個展「POCKET PARENTS」
ふたつめがこちら。小さな銅像と、その息子のキャラクターが登場。さまざまな媒体によって制作された作品で世界観を伝えます。ジュリアンの家族、また彼自身の親としての経験をもとに、歳を重ねることや、それに伴いのしかかる責任をユーモラスに物語として展開していきます。会場は「NANZUKA 2G」です。

2. 『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』

「『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』Martin Margiela: In His Own Words」が9月17日(金)より「WHITE CINE QUINTO」はじめ、全国順次公開。

公の場に一切登場せず、撮影・対面インタビューにも応じず、突然の引退から10年以上たった今でも、大きな影響力を持つ謎の天才デザイナー。ご存知、マルタン・マルジェラを追った貴重なドキュメンタリー映画がこのたび公開されます。黙していたこれまでの時間が、いま解き明かされていきます。8F「WHITE CINE QUINTO」でお楽しみください。

特設サイト

3. #ホテルカワシマ

爽やかな朝の(大喜利)情報番組「ラヴィット」の司会をやっているかと思えば、「ゴッドタン」のオオギリッシュNIGHTでは痛快なフリップで場を沸かす。麒麟の川島明さんは、稀有なお笑い芸人です。そんな彼が支配人となり、このたびホテルをオープンします。

上から下までラテ欄を制覇していながら、まだ新たな挑戦をするのかとその体力に驚きますが、これがとんでもなくおもしろそうなんです。

川島さんがホテルの支配人という設定の、体験型展示会「#ホテル カワシマ」。ホテルの部屋に見立てたスペースをめぐると、各部屋毎に川島さんが用意したネタが仕込まれていて、それを体感できるんです。また、展示オリジナルグッズや、川島さんが自分の顔にハッシュタグをつけてくれる企画もありますよ。

特設サイト

4. Gasius × PORTER EXCAHNGE

一部店舗にて限定発売していた、日本在住でイギリス出身のアーティスト、ラッセル・モーリスが手がけるファッションブランド〈ガシアス(Gasius)〉とのコラボ商品を、期間中渋谷PARCOの「PORTER EXCAHNGE」でも限定販売。

バッグをはじめとするアイテムには、ラッセルがコラボのために考案したオリジナルキャラクター“Old Bag”がプリントされています。ここでしか手に入らない代物、ぜひゲットしてください。

5. VOILLD x FACE at M.I.U. No2

7Fの「M.I.U. No2」では、中目黒を拠点とするアートギャラリー「VOILLD」と、東京生まれのアーティスト/イラストレーターFACEさんが共作したスウェットシャツを発売します。時代を牽引するアーティストとコラボしたVOILLDオリジナルグッズや、FACEさんのアーカイブなども展示。東京のカルチャーを築いてきた両者が、ここに合間見え、稀有で刺激にあふれた空間になっています。

6. 小見山峻 写真展『風が応える』by MIDORI.so Gallery

「リアルに寄り添ったアンチリアリティ」をテーマに、現実と写真世界の剥離を目指し、活動するフォトグラファー・小見山峻さん。ガールフイナムのこちらの記事でも撮影を担当していましたが、彼の写真展『風が応える』が「ComMunE & ROOFTOP PARK」で開催されます。

写真によって切り取られた瞬間を、展示という場で人の目に晒すことで、さらなる躍動を期待する。小見山さんの写真との距離感や思想を、会場で掬いとってみてください。

紹介したのはほんの一部。気になる方は、ぜひ足を運んでみてください。アートの計り知れないエネルギーで、渋谷パルコが満ち満ちています。

そして、もっとアートウィークを楽しみたいという方には「ART PASSPORT」を手に入れるべし。対象店舗で入場チケットまたは商品を買うともらうことができ、それを他の店舗にて提示すると、割引やノベルティがもらえたり、お得なサービスが受けられるそうです。詳細は特設サイトでご確認を。

INFORMATION

SHIBUYA PARCO ART WEEK 2021

期間:9月17日(金)〜10月3日(日)
場所:渋谷パルコ
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
電話:03-3464-5111

特設サイト

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