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映画ランキング
2013.02.08
暮れから正月にかけて大作系が目白押しだったのでそれらのほとんどを12月に観た。007とかホビットとか。レ・ミゼが入ってるのはお正月にまた観に行ったから。あれはなんだろうな、例えて言うなら落語です。同じネタを何度聞いても面白い。同じ場所で笑う。寄席へ笑いに行くように、劇場へ泣きに行くのがレ・ミゼです。実はイタリア出張にレ・ミゼの原作をkindleで持ってってあの長い原作全部読んだ。途中、しんどい箇所、冗長な部分もあるのだけど、根性で読みきった。これもマラソンと一緒で、長くて辛いほど、感動も大きいわけだ。はじめてのマラソン、やっとのゴールの瞬間ちょっと涙ぐんだ。しかし読了は遥かな感動だった。後にも先にも大粒の涙が頬を伝って流れたのは、この本以外にない。根性のある人は読んでください。昨夜飲んだ仲間は最後までモンテ・クリスト伯と履き違えていたので間違えないでください。
いまのところの一番はゼロ・ダーク・サーティ。似たようなものでアルゴがあるが、あれは演出されているし脚色感が強いエンターテインメント。しかしこっちはあくまでストイック。好き嫌いが分かれるかも知れないけど、こういうの好きです。ハート・ロッカーより良かったな。最後結果を知っているのにハラハラ・ドキドキさせるのはさすが。
L.A.ギャングストーリーは随分先の公開だけど、なかなか良かった。ショーン・ペン、ライアン・ゴスリングが出ているギャング映画。でも主役はジョシュ・ブローリンです。派手なドンパチシーンとかさすがにそれでなぜ当たらん、みたいな突っ込みどころもあるけれど、クラシックなギャングものという見方をすれば満足です。なんだか20年くらい前に作られた映画みたい。なんだか今日的ではなかった印象。
ヒッチコック。これも先の公開。アンソニー・ホプキンスがヒッチコックで、サイコ(実の作品)の主役はアンソニー・パーキンス。間違えそうだよね。作品自体はかなり面白かった。近年観た伝記ものはピカイチかな。しかしヒッチコックってあんな喋り方してたっけ、とアンソニー・ホプキンスの演技を観て考えてました。ぼくらの世代は熊倉一雄さんの強すぎるアテレコの印象のせいかも知れない。スカーレット・ヨハンソンが意外と可愛く感じられなかったのが意外。
TEDは面白いんだけど、高度過ぎる。そこまでアメリカンカルチャーに精通してない。でもまあ中学生が喜びそうな下品なネタ部分が好きな自分はそれなりに楽しめた。ファンタジーになりそうな話をこんな風にアレンジできるのが、アメリカ。さすがです。水パイプは葉っぱがマイルドに感じられるからと行って、吸い過ぎには注意しましょう。
プレイブックはジェニファー・ローレンスが可愛いです。ハングオーバーのブラッドリー・クーパーはいつの間にか大物になりました。
シュガー・ラッシュ。ディズニー・アニメ。可愛くで面白いです。小学生の娘がいて、一緒に見るならちょうどいい作品。意外と小中学生の女の子と一緒に観てこっちも楽しめる映画って少ない。ソウル・サーファー並にちょうどいいです。ちなみにぼくの友人にドラゴン・タトゥーの女のスエーデン版が面白いと教えたところ、中学生の娘さんとDVD借りて観たそうです。例の後見人とリスベットのシーンでは目のやり場に困って固まったといってたけど、シュガー・ラッシュにはそういうのはまったくありません。
96時間。まあまあ。
コズモポリス。ぼくには難解。ちょっと分からなかった。
とりあえず、こんな感じではじめてみます。
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