旧い新品メルセデス。 - 編集Hブログ（平野正樹）

ちょっと旧いメルセデスベンツ好きにとって耳寄りなニュース。
「メルセデスベンツ・ヤングクラシック」プロジェクト。
いわゆる"クラシック"ではない70〜90年代前半のメルセデスを
ばっちりレストアしてピカピカな状態に再生して、それをレンタルしたり
販売したりする新しい試み。ドイツのシュトッツガルトの
メルセデスベンツ博物館内にアンテナショップを開設して、
そこに該当するクルマを展示するそーな。ネットで調べたら、
いまのところ20台くらいあるそうで、W124、W123、R107あたりから。

オーバークオリティと言われたころのメルセデスは、
消耗品をしっかり交換しメンテナンスをすれば、いつでも新車の乗り心地が甦る
なんてよく言ったものですが、実際それをメーカーがやってしまうって話。
メーカー公認の再生車。手に入れられるものなら欲しいけど、
一体いくらくらいになるんだろう？

そういえば8~9年前にアメリカ日産がフェアレディZ生誕30周年を記念して
240Zの中古を買い集めて新品パーツを使ってレストアし販売した
「ヴィンテージZ」なるクルマがありました。あのときもすごい欲しいと
思ったけど、日本に何台入ってきたんだっけ？ 値段もなんだかんだで
500万くらいだったかな？ 忘れたけど。買えるか！ って思ったのを憶えてる。

とはいえメーカーが再生した旧いクルマが買えるっていうのはすごいこと。
僕は無理としても、お金持ってる人だれか買って輸入してください。

お金がいっぱいあったら90年代の重厚感ありありなSクラスW126がいいな。
これのエンジンがちょっと小ちゃい300SEってやつ。
バブルの象徴と言われた560SEL（ゴーロクマル）の陰に隠れた
通好みなグレードで、シートもレザーじゃなくてファブリック。
全長もゴーロクマルより15cm（うろ覚え）短くて使いやすいなどなど、
どーでもいい個人的好みが詰まったクルマ。これが欲しい。憧れの一台なのだ。
ちなみに上の写真はゴーロクマル。300SEも見た目はほぼ一緒す。