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植村肇US Directorひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。

ハヂメちゃんの独り言。

植村肇
US Director

ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。

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WHEN I DIE I'LL GO TO HEAVEN.................

2011.12.07

WHEN I DIE I'LL GO TO HEAVEN BECAUSE I'VE SERVED MY TIME IN HELL.
何とも、インパクトのある文章ですね!
この英文の意味が分からない方に、訳してみるとこんな感じに・・・・。
"俺が死んだら、俺は必ず天国に行くだろう・・・
なぜならば俺は地獄で奉仕したからだ"・・・。
このジャケットは古着業界で言うところの俗称をべトジャンと言い
ベトナム戦争が激化していた60年代後半から、70年代中頃に一人の米兵によってオーダーされた
スーベニア・ジャケットであります。
uemura20111207v01.JPG
そう、このジャケットは、とどのつまり"お土産"にあたります。
戦地であるベトナムの地を地獄と例え、自らの命と時間を費やした記憶をこのスーベニア・ジャケットに
託し、地獄で時を過ごした証に作った男の中の男のジャケット・・・・・!!
uemura20111207v02.JPG
正直、カッコ悪い訳がありません・・・・・。
つーか、、カッコ良過ぎとピー子で御座います!!!
面白いのはベトナム戦争当時に各兵士に支給されたキルティング製のブランケットをベースに
ジャケットが制作されているところですね。
国内外のストリートブランドが挙って、このべトジャンをサンプリングして
似たようなジャケットを作っておりますが、正直、本物が持つオーラには勝てませんね。
本物をベースにしたレプリカ的な商品も勿論悪くはないのですが
やはり、オリジナルにはオリジナルだけが持つ独特の風合いと雰囲気がありますね~~~。
頑張って、沢山見つけて来たいのですが、、こちらは悲しいけど一点物となっておりますので
気になる方は、速攻でクリックしちゃって下さいませ。
uemura20111207v03.JPG
お次のN3-Bも同様に、国内外のストリートブランドが挙ってサンプリングしてる
冬の定番的なジャケットの一つですよね。
こちらもご多分に漏れず、米軍正規の官給品にして最終型の80年代の美USED物になります。
USEDながら、かなり状態は綺麗でほぼ着用されていなかった感が見てとれますよ。
uemura20111207v04.JPG
元々は、爆弾を上空から落とす爆撃機のクルーに官給されていた
いわゆる、HEAVY ZONEで使用する目的で作られていたジャケットではありますが
uemura20111207v05.JPG
この80年代に官給されたタイプはグランドクルー、即ち陸上で整備や警備にあたるクルー達に
愛用された逸品となっております。
何やら、ちょっとオタクめいた話が続きましたが
単純に言えば、超暖かいって事っす。
uemura20111207v06.JPG
僕も個人的に所有してますが、真冬のバイクの相棒にはハッキリ言って無敵の暖かさを誇るのは
言うまでもありません。。。。
uemura20111207v07.JPG
年々、ミリタリーの本物は枯渇化が激化する一方なので
気になる方は、こちらも早めのクリックが必要かと存じます。。。


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