[左] 岡嶋勇斗:アトモス バイヤー。横浜店のスタッフや表参道店の店長を経て、現在はバイイングを担当。
[中] 福田チアキ:アトモス PR。千駄ヶ谷店店長などを経て、現在はマーケティングやPRを担当。
[右] 小島奉文:アトモス プロダクト&クリエイティブシニアディレクター。国内外における運営全般を統括。
バイヤー・岡嶋勇斗が選ぶ「2026年上半期のベスト3」。
1)adidas Originals FORUM SQ W
スクエアトゥが新鮮。
アディダス オリジナルス「FORUM SQ W」(本人私物)
岡嶋:〈アディダス オリジナルス〉の名作バスケットボールシューズ「フォーラム」をベースに、つま先をスクエアトゥにアレンジしたモデルです。もともとはウィメンズ企画ですが、メンズを中心に人気が広がり、SNSでもかなり反応がありました。去年くらいからスニーカーローファーや変わったデザインのスニーカーが増えていますが、こういう“見たことのないスニーカー”を履いてみたい気分にちょうどハマったんです。自分はスラックスに近い黒いパンツにあわせることが多いかな。スポーティーな服装より、少しきれいめに振ったほうがまとまりやすい。パテントレザーの質感もいいですし、メンズのスタイリングにも自然に取り入れられる一足だと思います。
2)adidas Originals PW ADISTAR JELLYFISH
異形のボリュームに惹かれて。
アディダス オリジナルス「PW ADISTAR JELLYFISH」(本人私物)
岡嶋:ファレル・ウィリアムスとのコラボモデルで、「アディスター」というライフスタイルランニングのカテゴリーからリリース。モデル名の通り、ジェリーフィッシュ=クラゲをイメージしたデザインで、とにかくボリューム感がすごい。これも「フォーラム SQ」と同じで、履いたことのないタイプの靴だったので試してみたくなりました。パーツ数も多く、つくり込みもかなり細かい。ハイブランドっぽい雰囲気もあります。価格は5万円弱。安くはありませんが、ファレルが関わっていて、このつくり込みなら、自分のなかでは納得感のある買い物でした。履くと気分が上がる一足です。
3)ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 atmos “RADEN”
螺鈿細工から着想を得たデザイン。
アシックス スポーツスタイル「GEL-KAYANO 12.1 atmos “RADEN”」(本人私物)
岡嶋:モデル名の“RADEN”は、日本の伝統技法である螺鈿のこと。正直、最初は社内でも「螺鈿って何?」という感じだったんです。でも、このモデルを通じて、螺鈿という技法をみんなが知るきっかけになった。それがすごく良かったなと思っています。光の当たり方でキラッとするんですが、履いてみると意外と派手すぎない。黒パテントの大人っぽいスニーカーとして履けるところも気に入っています。ベースは「GEL-KAYANO 12」のアッパーに、「GEL-NIMBUS 17」のソールを組みあわせたハイブリッドモデル。履き心地もかなりいいです。