Graphpaper|南貴之|SHIRT

Q:「THE CO-OP」のプロジェクトを聞いたとき、どんな印象を受けましたか?
A:金子さんに、最近の大学生は昔の自分たちのような熱さがあるという話を聞き、面白いなと思いました。なにかあればよろしくお願いします、協力しますよと言ったら、本当にオファーが来ました(笑)。
Q:ご自身はどんな学生時代を送っていましたか? とくにファッション、アート、カルチャーとどのような出会い方をしていましたか?
A:最初に好きになったのは音楽で、自分が気になるミュージシャンがどんな服を着ているのかを調べることからファッションへの興味がスタートしました。
音楽に関していうと、中学生くらいのときは雑食で、いろいろなものを聴いていました。J-WAVEの「TOKIO TOP 100」を聴いていたのですが、当時の洋楽のヒットチャートが隅々までわかったので、それをカセットテープに録ったりして。高校生のときは、家でMTVが観れたのでそれに夢中になっていました。
Q:今回作っていただいたアイテムの解説をお願いします。
A:シャツというオーダーだったので、学生だったらブロードのシャツよりもいわゆるボタンダウンシャツがいいなと思い、作ってみました。
Q:いま、貴方が学生さんに何かを教えるとしたらどんなことが思い浮かびますか?
A:いろんな人に会うことですね。しかも同年代ではなく、自分より上の世代のひとに会いましょう。そうすることで、たくさん刺激をもらえますし、自分の知らないことを学べるので。あとは先輩と飲みに行くと、だいたいおごってくれるので、お金持ってなくても遊べると思うんです。おごってくれない先輩と付き合うのはやめましょう(笑)。
Q:「THE CO-OP」でご自身のブランドに初めて触れる学生さんにメッセージをお願いします。
A:このシャツは、ビシッと着てもらってもいいし、水を通してガサッと着てもらってもいいです。シーンによって使い分けてもらえたらと思います。
PROFILE

〈Graphpaper〉、〈FreshService〉、「ヒビヤ セントラル マーケット」など、様々なブランド、ショップを手がけ、ファッション、カルチャーにまつわるあらゆる領域を手がけるクリエイティブディレクター。「alpha.co.ltd」代表。
HERILL|大島裕幸|KNIT

Q:「THE CO-OP」のプロジェクトを聞いたとき、どんな印象を受けましたか?
A:学生向けに様々なブランドの方の商品が企画・販売される、いい内容だと思いました。
Q:ご自身はどんな学生時代を送っていましたか? とくにファッション、アート、カルチャーとどのような出会い方をしていましたか?
A:部活漬け(空手)の日々を送っていましたが、ファッションにはとても興味がありました。インターネットのない時代でしたので雑誌を読み漁り、休みがあればお店に行って帰らないような学生でした。アメリカからメールオーダーなどをしていました。
Q:今回作っていただいたアイテムの解説をお願いします。
A:〈ヘリル〉の代表的なカシミヤの糸を使用して、学生の方々にお求めやすいように、ホールガーメントで仕上げました。肉を薄くしてより多くのシーズンで着用できる企画にしています。高品質のカシミヤの良さを感じていただける商品だと思います。
Q:いま、貴方が学生さんに何かを教えるとしたらどんなことが思い浮かびますか?
A:自身も専門学校でたまに講義をしていますので、アパレルの現状や好きなことを仕事にしている楽しさなどが伝えられれば良いかと思います。
Q:「THE CO-OP」でご自身のブランドに初めて触れる学生さんにメッセージをお願いします。
A:このような企画で国内のブランドの良い商品を知ることができる、いい機会かと思います。若いうちによりよい商品に触れて着用して、自身で感じていただければと思います。
PROFILE

文化服装学院卒。デザイナーズブランド、某大手セレクトショップの企画を経験。2019年ユニセックスブランド〈HERILL〉をスタート。