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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.5 西本克利
HOUYHNHNM SNEAKER RELAY

スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.5 西本克利

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の久保光博さんからの紹介で、〈NISHIMOTO is the mouth〉の西本克利さん。最近特に気に入っている5足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

 

05:VANS_AUTHENTIC 加賀美健さんの作品がアッパーに。

ー 最後は、〈ヴァンズ〉の「オーセンティック」。アッパーに描かれているのは、アーティスト加賀美健さんの作品ですね。

西本:はい。本人に描いてもらいました。加賀美さんとは数年前から仲良くさせてもらっていて。「このヴァンズに何か描いてもらえませんか?」とお願いしたら、即興で描いてくれました。

見た目のインパクト重視。コラボものも大好き。

ー 今回挙げてくれたスニーカーはどれも見た目がキャッチーですね。西本さんがスニーカーを選ぶポイントは?

西本:素材や機能よりも、見た目のインパクト重視。自分がいいと思ったものを直感で選びます。コラボものも大好きです。ただ、希少性や市場価格はどうでもよくて、いわゆるレア物にも興味はありません。

ー 西本さんにとってスニーカーの魅力とは?

西本:おもちゃみたいなものですかね。たとえ履かなくても、観賞用として手元に置いておきたい。スニーカーは自分にとってそんな存在です。洋服は全然買わなくなりましたが、スニーカーだけはやめられません。

ー 今日取材にお邪魔しているご自宅も、スニーカーの箱があふれんばかりですね。

西本:もう家に置ききれなくなりつつあります(笑)。それでもやめられないんですよね、スニーカーって。

ー たしかにスニーカーには中毒性がありますよね。どれほどたくさん持っていても、次から次へと欲しいものが出てきます。さて、話は尽きませんが、そろそろお友達を……。

西本:さきほども話に出た、加賀美健さんを紹介します。

ー 加賀美さん? スニーカー好きなんですか?

西本:わかりません。でも、加賀美さんは存在自体がキャッチーだし、独自の視点で面白いものを紹介してくれるかな、と。

ー なるほど。今日はありがとうございました!

PROFILE

西本克利
NISHIMOTO is the mouth

1979年生まれ。スニーカーショップのスタッフなどを経て、visvimの直営店「F.I.L. TOKYO」のオープニングスタッフに。同店に16年間勤務し、今年7月に退社。現在は自身のクリエイティブプロジェクト〈NISHIMOTO is the mouth〉を主宰。
Instagram:@k_nisimoto_

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