男の子の感覚を取り戻すことができる。

PROFILE
渋谷と代官山の中間に店を構えるヘアサロン「PELLS HAIR」をはじめ、コーヒーショップ&バーやキッチンカー、魯肉飯(ルーローハン)のお店など、飲食店、イベントスペースもプロデュース。現在は、朝も夜も、週の大半を釣りに費やし、時折スタッフを巻き込んで没頭中。
Instagram:@yudai_pells

ー 釣れるようになるためには、どうすればいいと考えますか?
水辺に立つ回数かな。ぼくみたいに、週に5回も行ってたら、どこかで釣れるはず(笑)。まあ、そう簡単に釣れないのもおもしろいし、自分なりに考えるのもおもしろい。昔は考えていなかった、天候とか風向きとか地形とか、頭を使った釣りをできるようになったのは大きいと思います。マッチ・ザ・ベイト(捕食している小魚に合わせたルアーを使用すること)をしっかり調べるし、行ってからも確認するのも大事。
ー 釣りのどんな部分がおもしろいと感じていますか?
ギアを集めたり、家で準備したり、釣る妄想をしたり。いざ行ったら釣れなくて、何やってんだろう……って思うけど、帰り道ですぐにまた行きたくなるほど、熱中できる要素がたくさんあります。男の子の感覚を取り戻すことができるし、車みたいにマシン的な部分もおもしろいです。

レイド ジャパン ダッジ
ー 子どもの頃、最初に釣れたルアーは?
もちろん、覚えています。トップウォーターでした。その思い出があるから、いまもトップウォーターが好きです。その中でも、〈レイドジャパン〉の「ダッジ」はお気に入りのひとつ。最初は、見た目のかっこ良さで買ったけど、アピール力が高いから、サーチする時によく使っている。なにより、気に入ったかっこいいルアーで釣りたいですよね。

DRT クラッシュ9
ー ルアーセレクトにこだわりはありますか?
釣ってやろうって時と、ルアーを試したい時を分けています。ビッグベイトを使うときはゼロかイチで、チャレンジ感覚。今は、この〈DRT〉の「クラッシュ9」で挑戦しているところ。こんな大きさに噛み付くのって、ロマンがありますよね。これで、80センチ前後のシーバスを釣ったので、次はデカいブラックバスを狙っています。

メガバス ビジョン ワンテン
ー 今年の釣行で、一番の思い出は?
バスが釣りにくい2月、釣れないと言われている河川にサクッと行ってみたら、30分もしないうちにつれたんですよ。スモールマウスバスの48センチ。〈メガバス(Megabass)〉の「ビジョン ワンテン」を遠投して、ゆっくり巻いていたら釣れました。別の日に、また同じ時間帯でやってみたら、また釣れたのが、新しい発見でした。
ー すごい! それって、何回か行った結果ですか?
そうですね。結構、行きました。いろんな釣り方を試行錯誤していたんですよ。季節が変わったので、その釣り方はもう通用しないと思うので、またいろいろ考えて釣りたいです。

ー 釣りから何か得たり、影響を受けたりしていますか?
体験することの楽しさを思い出させてくれたので、仕事に反映したいです。原宿に、「PELLS FLAVOR CAR」っていうキッチンカーを出店し始めたので、釣りとかアウトドアも紐づけて、外遊びの楽しさを伝えていけたらいいなと思っています。

(左)ロッド:〈ノリーズ(NORIES)〉ロードランナー ヴォイス ジャングル 760JH ジャングルスティック、リール:〈シマノ(SHIMANO)〉ヴァンキッシュ2500HGS。(右)ロッド:〈シマノ〉ポイズンアドレナ 1610MH-2、リール:〈シマノ〉アンタレス。