ヒット連発! 息つく暇もないラッシュがスタート




ここで最初に釣ったのは市川さん。

市川:ワームを小指の第一関節の半分くらい小さくちぎって試してみたり、魚群探知機を見ながら誘ってみたり、ワクワクする釣り方を、長谷川さんからいろいろと教えてもらっていて。プロって、楽しませ方もプロなんだなって思いました。
続きます。お次は池本さん。人生初バスを釣り上げました

池本:釣れた瞬間、叫んじゃいました(笑)。最初は根掛かりかな? って思ったけど、糸から伝わる生命反応があって。ワームをビョンビョン動かすというより、シンカーを動かすことを意識して、と教えてもらったら、それで釣れました。釣れる感覚を味わえてよかったです!
さらにさらに、平本さんと島後さんがダブルヒット! 平本さんは続けざまにおかわりまで!


平本:大きいルアーを投げてみたけど食わなかったから、3インチのワームを使ってみました。ここは水底が岩盤で水もクリア。地元のホームレイク、河口湖に似ているなと思いました。湖が広いから、ポイントひとつで水質やストラクチャーが全然違うのがおもしろいですね。

まだまだ続くヒットの声。続々とブラックバスが姿を見せてくれました。そして、石井にも動きがありました。
石井:ここに移動してきて、別の仕掛けに変更したら、いきなりヒット! それまでは、湖底を這うようにワームを動かすことを教えてもらって、延々とやり続けていました。そのおかげで、想像力が膨らんだというか、どんな動きをすればバスが反応するのかイメージできたんですよね。
三宅:使ったワームは〈OSP〉のHPシャッドテール 2.5インチ。底で反応があったけど、根掛かりしないようにフックの下にシンカーを装着するダウンショットリグを使ってみました。
ここから石井のフィーバー!撮影が追いつかないほど、わずか1時間で5匹も釣り上げました。



石井:3匹目は、46cmの大きめサイズ! ヒットした時は根掛りと勘違いするほど重くて。でも次の瞬間、強い力で一気に引っ張られた。10分くらいの格闘の末、無事に釣り上げることができました。この時は、ワームを動かすコツもつかんできたところだったので、コツコツ練習した成果が爆発した感じです。気持ち良かった!
そしてバラしまくりだった小松もヒット。


小松:全員釣れている中、自分だけボウズなんてことも脳裏をかすめましたが、なんとか釣れてよかった……。お借りした〈ダイワ〉のロッドが使いやすかったのが大きいです。あと、(石井)ボブさんと同じく、ダウンショットリグを付けてもらったら、めちゃくちゃ反応が良くて。池本さんも同じ仕掛けで投げたらすぐに釣れていましたね。その三宅さんの判断力に憧れます。
こうして沖の白石で最高潮の盛り上がりを見せ、雨雲から逃げながらポイントを移動しているうちにタイムオーバー。全員で30匹ほど釣ることができたので、「フイナム フィッシング クラブ」の琵琶湖ツアーは大成功で幕を下ろしました。




