CLOSE
FEATURE
Shopping Addict 2022 Feb. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 Feb.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

冬から春へ移りゆくいまの季節。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では立春を迎えています。今月の「ショッピングアディクト」を手引きに、ぼちぼちと衣替えの準備を進めませんか?

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
脇山修平
LINE UP
  • 小牟田亮
  • 山本博史
  • 石井陽介
  • 村松諒
  • 脇山修平
01 32
小牟田亮

丸太が欲しい。

先月斧が欲しい、とこの欄で書きましたが、無事に↓をゲットしました。あとは台座となる丸太が必要だな、ということでいろいろ見ているのですが、種類がありすぎてなかなか絞れません。薪割りに使うので、ある程度背丈があるものが欲しいのですが、うーむ。。

GRANSFORS BRUK

グレンスフォシュ・ブルークの斧

そのうち大型のが欲しくなるかも。

熱しにくく冷めやすい自分には珍しく、まだ焚き火への情熱は衰えていません。焚き火台やらなんやらを一通り揃えたあとに薪に興味がいきまして、埼玉県三郷市にある火とアウトドアのお店「イルビフ」にお邪魔して、櫻や櫟(くぬぎ)の薪をしこたま買い込みました。そうなると次は必然的に斧が必要になるんですね、これが。ナタでもいいのですが、物欲をよりくすぐるのは斧だということで、いろいろリサーチしたなかで引っかかったのが、職人が一品一品手作りしているスウェーデン製の〈グレンスフォシュ・ブルーク〉です。製作者のイニシャルが彫られていることや、斧だけで10種類以上のラインナップがあることなど、いちいち男心をくすぐります。今回手に入れたのは、数あるモデルのなかでも人気が高い「ワイルドライフ」。手に馴染む握りやすい小型斧で、様々なシーンに対応するバランスの良さが特徴ということで、一本目に最適な代物です。
¥20,200

ファイヤーサイド
0265-82-4676

texnh

テクネのバッグレスブルゾン

見て美しく、着て美しい。

元吉田カバンのデザイナーである松村力弥さんが手がけるブランド〈テクネ〉、、という枕詞を使うのはこれで最後にします。そうした周辺情報が全く必要ないくらいの素晴らしいクリエイションをしているブランドです。前回はまずカバンを紹介させてもらったのですが、今回は洋服です。これがお世辞抜きで本当に素晴らしくて。「バッグレスブルゾン」という名前の通り、収納力に優れたスイングトップ型のブルゾンなのですが、そうした機能性よりもこの一着がまとう、色気や品格にやられてしまいました。とくに、付属や裏地に宿るエレガンスは控えめに言っても最高です。着ていて背筋が伸びる、心地いい緊張感を宿したアイテムです。
¥59,400

カナル
info@texnh.jp

nonnative

ノンネイティブのスニーカー

気品に満ちた一足。

別注ものばかりを紹介していると、ときに空虚な気持ちになります。話題性があるのはわかるのですが、それだけを追いかけていると大事なものを見失うような気がして。そんなわけでインラインに好きなもの、紹介したいなというものを見つけるとすごくほっとします。ここ何シーズンか定番として作られている、バスケットボールシューズをモチーフにした〈ノンネイティブ〉のセンタージップスニーカーに改めてフォーカスしたいと思います。表現として適正かどうかはわからないのですが、ラグジュアリーブランドが本来つくるべきスニーカーってこういうものなのではないでしょうか。たいていその手のブランドはつくるスニーカーはあんまり、、なことが多いので。それくらいの品格を宿している一足だと思います。ちなみに左は前回コレクションのものですでに完売、右が新作カラーです。
各¥52,800

ベンダー
03-6452-3072

E5 eyevan

E5 アイヴァンの眼鏡

存在の考えられない軽やかさ。

昨年、ブランドがローンチしたときに取材をさせていただいて、その魅力について隅々までお話を伺ったんですが、あれからおよそ5ヶ月。未だにずっと気になっています。一番惹かれたのは、機能を磨き上げていったらこのデザインになったということ。この手の話って以前から聞いたことはあったんですが、今回が一番腹落ちしました。用の美とかって簡単に使っていい言葉ではないと思うんですが、〈E5 アイヴァン〉を形容するときには、この言葉こそがふさわしいのではないでしょうか。つくり手のエゴがほとんど感じられない、ある意味風通しのいいプロダクトです。未体験の方、ぜひ一回試してみてください。その存在の軽やかさにきっと気づくはずですから。 ¥47,300

アイヴァン PR
03-6450-5300
e5eyevan.com

山本博史

フルマラソン。

ロードのレースは緊張します。自己ベストに向けて、自分を数時間追い込み続けることへのプレッシャーは、正直苦手なんです。一方でタイムにこだわらないトレイルのレースは、100マイルであろうとワクワクします。どちらも走るなんだけど、いろいろあるもんです。

White Mountaineering × MILESTONE

ホワイトマウンテニアリング×マイルストーンのヘッドランプ

高性能でスタイリッシュ。

山に入るときは念の為、遭難してもある程度は乗り切れる装備を持つようにしています。ファーストエイドキットに補給食、スマートフォン等。なかでもヘッドランプは、日が落ちたときの遭難や滑落の危険から身を護るために、日照時間の長短に限らず、必ずザックに入れています。とはいえ、ヘッドランプは飾り気の無いデザインが主流。そこでチョイスしたのが、〈マイルストーン〉の名品「MS-G2」を〈ホワイトマウンテニアリング〉がアレンジしたコラボレーションモデルです。超軽量小型モデルとなり、重量はわずか28グラム。夜道でも安心の最大光量400ルーメンに加え、ワイド照射仕様になっているため、高い視認性を確保してくれます。ベルト部分には〈ホワイトマウンテニアリング〉ならではの柄を合わせ、フィールドできっちりと機能しながら、スタイリッシュなルックスに仕上げられています。実際、頻繁に使うわけではないけど、いずれ使うのが楽しみなヘッドランプ。とりあえずザックに忍ばせておこうかなと。
¥8,580

ホワイトマウンテニアリング
03-6416-5381
www.whitemountaineering.com

HOKA ONE ONE

ホカ オネオネのアパレル

ヤバイです、いい意味で。

〈ホカ〉と言えばランニングシューズです。驚きの極厚ミッドソールを世に定着させ、その快適な履き心地でファンは急増。今ではロード及びトレイルランニングはもちろんのこと、ファッションシーンにおいても確固たる存在感を築いています。そんな〈ホカ〉のアパレルが、ヤバイです、いい意味で。なぜかフードが無くてジップが斜めに入った変わり種のレインジャケットがあるかと思えば、ポケッタブルで超軽量、ストレッチ性も備えた正統派のウインドパンツがあったり、U.L.系を彷彿とさせるバンジーコード仕様のキャップなど、とにかくどれもアプローチが独特。そもそも型にハマらないブランドではあるんですけど、アパレルにおいてもそのフィロソフィーは脈々と受け継がれているんですよね。ただ、残念なのが販売が未だオフィシャルサイトのみということ。こういった攻めのアイテムこそ、実際に手に取って確認したいんですけどね〜。
PACKABLE TRAIL HAT ¥4,290
PERFORMANCE SHIELD JACKET ¥27,500
WIND PANT ¥19,800

HOKA ONE ONE
www.hoka.com/jp

BROOKS

ブルックスのウォーキングシューズ

歩くための靴。

基本的に目的がある物を着るのが好きです。走るため、雨風を凌ぐため、カラダを冷やさないため、汗を速く乾かすため、などなど。ブランドのバリューや曖昧なデザイン、移りゆくトレンドに頼るのではなく、機能を熟知したうえでお洒落を楽しむ、それがいまのぼくにとってのファッションなのです。だからこそ、ランニングシューズに定評のある〈ブルックス〉による歩くためのモデル「アディクションウォーカーV-Strap2」には、自然と食指が伸びていきます。アッパーには高品質なフルグレインレザーを合わせ、歩くスピードに応じて衝撃吸収性が変化するクッション材をミッドソールに採用。土踏まずのアーチを支え、自然な歩行へと導いてくれるソール構造により、快適な歩き心地を提供してくれます。そしてなによりもオールホワイトのクリーンなルックスに、ストラップ仕様というのも魅力的。普段はランニングシューズばかりを履いていますが、毎日走っているわけでもないので、歩くことが多い日の選択肢としてゲットしておこうかなと。
¥19,800

BROOKS
www.brooksrunning.co.jp

GARMIN

ガーミンのGPSウォッチ

男心をくすぐる多機能GPSウォッチ。

日頃からGPSウォッチを着けています。すべてを使いこなせているわけではないけれど、腕時計というコンパクトな機器にあらゆる機能が詰められているだけで、男心がくすぐられるじゃないですか。そんな機能盛り沢山ウォッチの代表格と言えるのが、先ごろリリースされた〈ガーミン〉の「fēnix 7X Sapphire Dual Power」です。ディスプレイには優れた耐久性と耐擦傷性を誇るパワーサファイアガラスを採用し、高透明ソーラーパネルを組み合わせ、GPSモードで約122時間という超ロングバッテリーを実現。タッチスクリーンにも対応し、状況に応じたコントロールを可能にしてくれます。その他にもルートを確認するのに便利な地図のナビゲーション、夜間の視認性を高めるLEDライトが内蔵されるなど、日々のランニングに嬉しい機能が満載。乗り換えたばかりで、まだまだ使い勝手のわからない部分もありますが、使いながらフィールドで覚えていくのも、楽しみの1つかなと。
¥137,500

ガーミン ジャパン
www.garmin.co.jp

石井陽介

UA 25th→→→30th ANNIV.

UAのライブは何度となく見てきたけど、先月の渋公は最高でした。ぶっとくて生命力に満ちた歌声に心揺さ振られまくり、鳥肌立ちまくり。これまでの活動を網羅したシングル曲中心のセトリも良かった。中でもアカペラで始まった「水色」は沁みたなあ。

Sasquatchfabrix.

サスクワァッチファブリックスのトラックスーツ

ロッカーズのムード。

「『ROCKERS』に出てきそうな服」というのが、このトラックスーツをはじめてみたときの個人的な印象。『ROCKERS』とは、名だたるレゲエアーティストが多数出演するジャマイカンムービーで、70年代当時のキングストンの日常をありありと描いた傑作です。見どころはいくつもあるのですが、特に印象的だったのがファッション。なかでもトラックスーツに身を包んだロッカーズたちがすこぶる格好良くて真似したものです。さて、この〈サスクワァッチファブリックス〉のトラックスーツ。艶やかで上品さをはらんだ深い色のボルドーに、レースをあしらったサイドテープ、極め付けは左胸にボディと同色で施したライオンの刺繍。『ROCKERS』の劇中で誰かが着ていそうな、そんなムードをまとっています。それぞれ単品で着るのもアリですが、個人的はセットアップで着るのが断然オススメ。インナーには派手な色のジャガードTを差し込んでロッカーズ全振りでいきましよう。
ジャケット ¥24,200、パンツ ¥22,000

サスクワァッチファブリックス
sasquatchfabrix.com

YOKE

ヨークのデニムセットアップ

久し振りのデニム。

この春は完全にデニムが気分です。アメカジ回帰の流れや、ワークやアウトドアといった男らしいスタイルが見直されたり等々の時代のムードもありますが、ただ単純に気兼ねなく着れる服=デニムってのが、個人的気分であるいちばんの理由。ただこれまでと違うのは、オーセンティックなものよりも、ちょっと一癖デザインが効いたものの方が気分が上がっていい。例えば〈ヨーク〉のデニムのセットアップは、上下ともに剥いだ箇所にセルビッチをあしらっていたり、パンツは2種類のデニム生地を使用することで色落ちに変化をもたらしたりと、デニムならではの遊びが注入されています。ちなみに、このセルビッチの直線的なラインは、アメリカ人アーティストのバーネット・ニューマンの作品からインスパイアされた意匠だとか。そんなストーリーもまたグッと来るんです。
シャツジャケット ¥41,800、パンツ ¥37,400

エンケル
03-6812-9897

STRIPES FOR CREATIVE

ストライプス フォー クリエイティブのスエットパンツ

止まらぬスエットパンツ欲。

日々のデスクワークに加えて、ロケやスタジオでの撮影、取材、さらには展示会やリサーチまわり等々、仕事柄よく動きまわるぼくらにとって、スエットパンツは非常に都合が良いパンツです。履いていてとにかくラクチンだし、丈夫だし、意外と何にでも合わせられるしで重宝しており、気付けばこの半年でグレーのスエットパンツを3本ほど手に入れました。「そんなに何本も必要!?」と思われるかもしれませんが、生地の質感、色のトーン、シルエットが少し違うだけでまったく表情が異なり、なかなかに奥が深いのです。そんなグレーのスエットパンツ研究を日々しているぼくが、いまいちばん気になっているのがご覧の〈ストライプス フォー クリエイティブ〉のスエットカーゴです。程よい肉厚感と双糸で編み立てた裏毛パイルは気持ちいいし、ゆるいけどだらしなくない絶妙なバランスで仕立てたシルエットは、どんなトップスも許容してくれる。それとスエットパンツでは意外とありそうで無い、カーゴポケットにも惹かれました。いまなら〈レッド・ウィング〉なんかのワークブーツと合わせるのが気分ですかね。
¥28,600

ストライプス フォー クリエイティブ
Instagram:@sfc.japan
sfc-japan.com

TEMBEA × HIMAA 

テンベア × 平山昌尚の財布

性に合う財布、見つけました。

この見た目に一発KOです。一目惚れしました。フイナムでも度々お世話になっているアーティスト・平山昌尚さん(HIMAA)のイラストがプリントされた、なんとも愛くるしい〈テンベア〉の財布。見ての通り、小型のチェンジパースには100エン硬貨が4枚、そして長財布には100000000エンのお札が描かれています。これぞヒマさん節ともいえるユーモアと“出オチ感”が微笑ましく、思わず手にとってしまいました。キッチュな見た目ですが、本体はきちんと牛革を使用していたり、ファスナーがL字に開くのでお金の出し入れもしやすいなど、財布としての使い勝手も十分。会計時にこの財布をスッと出した時のレジ打ちの人のリアクションも面白そうですし、何よ日々携帯するものだからこそ、楽しいものを使いたいなあと。
長財¥20,900、チェンジパース¥16,500

テンベア トウキョウ
03-3405-5278

村松諒

編集後記。

特集「テレビには映らない、明石家さんまの生き様。」を担当しました。職業柄、これまでさまざまなひとに会いましたが、ここまでビッグなひとははじめて。撮影中、「あいよ! あいよ!」とこちらのリクエストに気さくに応じる、さんまさんの姿が格好よく、約2時間のインタビューはテレビを見ているかのようでした。いまのぼくはさんまさんロス。ネットで彼の番組ばかり見ています。

is not available

イズ ノット アヴェイラブルのジャケット

ローカルマーケットで見つけたお宝。

昨年4月、この欄でスタートしたばかりのブランド〈イズ ノット アヴェイラブル〉を取り上げました。改めて説明すると、ブランドを手掛けるのは東京・代々木上原の名店「JOHN」のオーナー、檀上佑一さん。彼が「JOHNのオリジナルのようで曖昧な謎めいた企画」と語るように、商品のリリースは超不定期。突然インスタで発売が告知され、店頭に決まった数だけ並ぶから、時間が経つと手に入れられないことも。そんな〈イズ ノット アヴェイラブル〉から今回、新作「RIDLEY JACKET」の知らせが届きました。この “RIDLEY” は何を指しているかというと、イーストロンドンのエリア、ダルストンの「リドリー・ロード・マーケット」なのだそう。檀上さんは「買い付けで必ず訪れる場所だけど、ローカルのひとの生活の憩いの場みたいなところでお洒落さは皆無(笑)。そこで偶然買い付けたジャケットをモチーフに製作したのがこのジャケット」と説明します。アノニマスな見た目ですが、袖付けは某有名メゾンの服のディテールをサンプリングし、裏には軽くて保温性のある生地を合わせるなど、かなりのこだわりっぷり。この黒ともグレーともいえない絶妙な色もいいじゃないですか。こちらも完売は時間の問題かと。気になった方には早めの問い合わせをおすすめします。
¥46,200

JOHN
03-6407-0177
aiamjohn.com
Instagram:@aiamjohn

Taiga Takahashi

タイガ タカハシのジャケット

未来は過去にある。

昨年12月、京都・祇園に行ってきました。目的は観光ではなく、〈タイガ タカハシ〉がつくった総合芸術空間「T.T」を取材するため。これまでさまざまなショップを見てきましたが、この空間は本当に圧巻でした。何がすごいって、ブランドを指揮する髙橋大雅さんはまだ26歳。この年齢で日本の芸術を自分なりに咀嚼し、立派な答えを出すってなかなかできないと思うんです。スポーツの世界でよく年は関係と言われますが、ついにファッションも新時代の到来だなと。この取材記事を見逃している方、こちらをご覧いただければ、ここまで書く理由が分かるはずです。ここでピックアップしたのは、新作のカバーオール。シンプルで美しい、余計なものをすべて削ぎ落としたようなつくりに惹かれました。プレスの方に話を聞くと、髙橋さんが目をつけたのは炭鉱で発掘された、1910年頃のワークジャケット。アメリカの大量生産・大量消費時代の簡素化されたデザインを自ら研究、蘇らせることで、このオーセンティックな一着を完成させたといいます。「未来は過去にある」。まさにこの言葉を想起するようなジャケットです。
¥57,200

タイガ タカハシ
taigatakahashi.com

AMI PARIS

アミ パリスのスエットシャツ

古着屋巡り。

いまから4年前、来日のタイミングに合わせて〈アミ パリス〉のデザイナー、アレクサンドル・マテュッシを取材しました。これがただのインタビューではなく、東京・代々木上原の古着屋を巡りながら彼のファッション哲学を探るという内容。手前味噌で恐縮ですが、この記事がなかなかよくできていて、いま改めて見ても面白いんです。取材してみて、彼自身とっても気さくないいひとなんですが、すごく知的でクリエーションに対して誠実ということがよく分かりました。お時間のある方はこちらをポチッとしてみてください。で、写真は胸元のロゴが効いたブランド定番のスエットシャツ。通称「アミ ドゥ クール」と呼ばれるこのロゴはハートとAを組み合わせたもので、もともとアレクサンドルが個人的に使っていたシグネチャーなのだそう。ボディと同じ色でまとめた、この控え目なデザインがツボで、ついピックアップしたという訳です。次回来日の際は、古着屋巡りの高円寺編もいいかも、なんて思っております。
各¥42,900

アミ パリス ジャパン
03-3470-0505
www.amiparis.com/jp

PUEBCO

プエブコのバッグ

三宿さんぽ。

土曜の昼に放送されているテレビ番組「有吉くんの正直さんぽ」。ご覧になった方もいると思いますが、2月5日の回は東京・三宿が舞台でした。美味しそうな洋食屋やローストビーフのお店、昆虫&爬虫類モチーフ(!)のアクセサリーを扱うショップなどなど登場するなか、有吉くん一行が訪れたのは「プエブコ 三宿店」。店内の商品にツッコミを入れながら、吟味してまわる彼らの姿が印象的で、テレビ越しに見てるこっちも足を運びたくなりました。近々、有吉くんたちがこの後訪れた焼き鳥屋とセットで行こうかな(笑)。ここで紹介するのは〈プエブコ〉のバッグ。インドで見つけてきたという生地を使ったもので、日本ではなかなかお目にかかれないこの鮮やかなストライプが◎。この生地、バージンプラスチックとリサイクルプラスチックを混合したものだから張りがあり、ある程度重いものを入れても破れる心配はなさそうです。しかも持ち手をわざわざアルミニウムでつくるこだわりよう。ショッピングバッグや荷物の収納など、いろいろな場面で活躍するはずです。そしてダメ押しはこの絶妙なロープライス。やっぱり〈プエブコ〉恐れ入りました。
各¥2,970

プエブコ 三宿店
03-5432-9081
puebco.jp

脇山修平

朝食。

面倒くさがりで朝は食べません。コーヒーだけ飲みます。ですが先日、朝食を試食する取材に行く機会がありまして。そこで雑談をしていると、そのシェフは他人の料理よりも、ファッションやほかのジャンルからヒントを得ることが多いとお話されていました。ということでそれに倣い、今回は服以外をチョイスしてみたんです。

COMPLEX

コンプレックスのヴィンテージカップ

掘り出しもの。

今年1月。新年始まって早々、これは欲しいと唸ったのが、目黒のインテリアショップ「コンプレックス」が「秋田木工」と協働して復刻した〈トーネット〉の「モデル 4151」でした。実物を見たくて、店舗へ足を運んだときに見つけたのが、このヴィンテージカップたちです。話を聞くと、第二次世界大戦の敗戦後、日本からアメリカへ輸出されていた在庫を岐阜県土岐市の倉庫で発見したデッドストックのなかから1959年から1973年までのものをある程度の量確保して取り扱っているとのことでした。このカップの惚れポイントは、ブルーの色出しと、ぽってりとしたチャーミングなフォルム。民藝的な考えとは違い、工業製品なのでブレは許されないはずなのですが、手作業の時代らしい不完全さ、そして発色のよさに思わず愛でたいと思ってしまったのです。なにより、同じ時代くらいの〈ミカサ〉のカップを、家で使っているのもひとつの理由でした。そんな出合いから「モデル 4151」は一度保留に。でも、帰りに「(クオリティに対して)安すぎますよ〜」なんて話しちゃって、やっぱり今年中に買うと思います。
左から ¥2,200、¥1,760、¥3,300

コンプレックス
www.complex-jp.net

Beats by Dr. Dre

ビーツ・バイ・ドクタードレの完全ワイヤレスイヤホン

初ビーツ 。

完全ワイヤレスイヤホン沼にハマり、いろいろと試しています。でも、なんとなく手にしてこなかった〈ビーツ・バイ・ドクタードレ 〉を初めて手に入れてしまいました。1月末に発売された「Beats Fit Pro」というモデルなのですが、なにより操作性が抜群にいい。〈アップル〉の「AirPods」系も試したことがなかったのですが、一瞬で繋がるし、ノイズキャンセリングも外部音取り込みも自然で、なんでいままで使って来なかったんだ、これはスゴイぞと驚きました。でも、大事な音の方は…なんて思っていたのですが、フラットな鳴りをしながらも、重低音の音にならない空気の震えまでしっかり感じられるパワフルさで、おおって感じで。バランスよく聴かせてくれますね。フィット感を上げるために固定式のウィングチップを採用しているのですが、このフィット感も上々。言うことないですね、これは。あと、小物が黒ばかりなので失くさないこの色も、地味にいい感じです。
¥24,800

アップルストアコールセンター
0120-993-993
www.apple.com

PAPIER LABO.

パピエラボのお香

やっぱり紙なんです。

ウェブの仕事なので、ほぼペーパーレスなのですが、いただく書類なんかはまだまだ紙が多いです。そのたびに、なんだかんだ紙って間違いないよな、と気付きます。そんなタイミングでふと頭をよぎったのが、紙と紙にまつわるアイテムを取り扱う「パピエラボ」でした。気になるものは以前からたくさんありましたが、これは買おうと考えていたのが紙でできたお香です。紙のお香というと、スパイシーな香りの〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉の「アルメニアペーパー」や、甘いバニラ香の「パピエダルメニイ」のようなシート状は使ったことがあり、そんなイメージだったので、ロープみたいな見た目にまずやられました。で、香りはというとシダーを粉末にしたということで、どちらかという野性的な感じ。これもこれでよきですね。取材の際に福生で購入した、60年代の美濃焼の灰皿に入れてゆっくりと使おうと思います。
¥1,540

パピエラボ
03-5411-1696
papierlabo.com

THINK OF THINGS

シンク オブ シングスのファイルボックストロリー

仕事も、インテリアも。

ひとつ前で紹介した「パピエラボ」のすぐ近くに、ライフスタイルショップ&カフェ「シンク オブ シングス」があります。運営しているのは、誰もが一度はお世話になったことがある、あの「コクヨ」です。文房具から家具まで手掛けている「コクヨ」らしさはそのままに、シンプルで気の利いたアイテムが揃っているので、つい気になってしまうのです。そのなかでも、既存のシリーズをアレンジして昨年発売した「ANY BOX LIGHT」の「ファイルボックストロリーS」は、自宅に置きたいと思っていたひと品。キャスター付きのフレームとファイルボックス4個のセットなのですが、どちらもグレーに統一されてるのが◎。スチールフレームの無骨さと、ボックスや色合いからくる柔らかさのバランスがいいんです。キャスター付きで移動もラクだし、家具ともバランスが取りやすい。どんな机でも、このトロリーをさっと移動すれば、簡単にワークスペースに大変身というワケです。仕事道具はとりあえずここにってすれば切り替えられるし、いま必要なのってまさにこんなモノですよね。
¥21,560

THINK OF THINGS
03-6447-1113
think-of-things.com

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事#SHOPPING ADDICT

もっと見る