SPOT 3. カフェ・ポールスター 上勝町出身のオーナーが作る優しいランチで腹ごしらえ。

地産地消の料理と、地元の工芸品や食材も買える「カフェ・ポールスター」。
住所:徳島県勝浦郡上勝町大字福原字平間32番地1
電話:0885-46-0338
cafepolestar.com

この日のランチは春キャベツと葉わさびと豚肉を煮たプレートに副菜が数種類。食材は毎朝、産直市で仕入れ、その状況によりメニューは変わる。フードロスを少しでもなくすため、ご飯の量は小盛りも可能。お箸は上勝の隣町で作っている間伐材のお箸で、店頭で購入できる。

「昨日行った東京の安居酒屋とは大違い。料理も超ジャンクだったから、余計にうまいね」と開口一番に山本。
まったくの余談だけれど、フイナム ランニング クラブ♡は大の酒好き集団でもあるから、みんなでの宴会はもっぱら「安い」「早い」「味はほどほど」の居酒屋がほとんど。そんな疲れた胃に「カフェ・ポールスター」のご飯がなんとも沁みるわけです。
なかでも取材陣が興奮したのが、青唐辛子を使った上勝産のアチャール。これがまた、スパイスの芳醇な香りと辛さが、酒のつまみに最適。超美味でした。


オーナーの東 輝実さんは上勝町で生まれ、上勝町で育ち、東京での生活を経てUターン。上勝町の自然な暮らしがやっぱり肌に合うということで、2015年に戻ってきた。
「ここでは地産地消のお料理を提供していますけど、もちろんたまにはマックも食べます(笑)。分別も正直めんどうです(笑)。そんな不便な場所ではあるけれど、上勝の自然との距離感が好きなんです」と東さん。
やっぱりそうした「めんどくさい」という普通の感覚は誰にでもあって、「リサイクルはもうこりごり」という人もいる。ジャンクなものもたまには食べる。けれど、常に自然が側にあって、地球になるべく負担をかけない生活は、知らないうちに心にポジティブな作用をもたらしてくれているのかも。〈オールバーズ〉を選択して身につけるのも、きっとそれと遠くない感覚なんです。