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Shopping Addict 2022 Jun. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 Jun.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

2022年も折り返し地点。連日の猛暑で買い物欲も夏バテ気味という方に、この24点をお送りします。くれぐれもボーナスの散財にはご注意を。

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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01 32
小牟田亮

波に乗れるか。。

先日〈チューダー〉のイベントで人工的に波を生み出してくれる大型サーフィンプール「静波サーフスタジアム」を訪れました。ドキドキしながらトライしてみたら、なんと1回目から立つことに成功! そのあとも立て続けにナイスライドを連発!(自分で言う)いよいよ眠っていたボードとウェットを引っ張りだすときがきたかと、先日茅ヶ崎でトライ。が、やはり甘くはありませんね。。練習あるのみです。

BOUTIQUE

ブティックの白シャツ

身体が小さくてよかった。

SNS全盛の昨今、どんなプロダクトをつくるのかと同じくらい、どんな風に宣伝するのかが大切になってきていると言われています。先日フイナムでもオンラインでTシャツを販売したので、言ってることはわかります。が、なんか本質的じゃないなーと思うこともしばしば。そんななか、何も語らない、一切宣伝しない、取材を受けない、というないないづくしのお店がオープンしました。その名は「ブティック」。今回ご紹介するのはそのお店のオリジナルの白シャツです。素材に関する話もたしか聞いたはずですが、忘れました。とんでもなく上質な生地を使い、尋常ではないくらい精密に縫製された一着です。ただまぁそこはどうでもいいのです。このお店を営んでいる、フイナムでもおなじみの金子恵治さんと〈アプレッセ〉の重松一真さんの二人が新しく始めた、“ウィメンズ”のお店のオリジナルという理由だけで購入したものなので。ショッパーも可愛いのです。
¥52,800

ブティック
Instagram:@boutique_aoyama

TEATORA

テアトラの半袖ニット

革新的な普通。

こちらのニュースでも紹介した〈テアトラ〉の新シリーズ「ホバーレイヤー」。リリースには無重力のような軽さを目指したとありますが、あながち大げさではない表現。マジで超軽いです、いや本当に。着ているようで着てないような着心地。衣類の新次元を切り開いたとも言える、革新的なプロダクトです。なのに、ルックスはいたって地味で普通というところがなんとも好ましいじゃありませんか。これでルックスがテッキーでフューチャリスティックだったら、なんだか違う感じがしてしまうのです。旧車好きだって、中は最新鋭の方がいいに決まってます。外はクラシカル、中は最新鋭、これどの世界にも共通する方程式なのではないでしょうか。
¥30,800

テアトラ
teatora.jp

New Balance

ニューバランスの57/40

最近一番好きなモデル。

一番良く履くスニーカーブランドは、ダントツで〈ニューバランス〉です。言わずもがなの快適な履き心地、どのモデルにも通奏低音として流れているクラシカルなデザイン、依然として誕生国であるアメリカに工場があることなどなど、どこを切り取っても好きなところしかないのです。そんなフェイバリットブランドゆえ、お気に入りのモデルがたくさんあるのですが、最近はこの「57/40」がすこぶる調子いいです。“1988年に登場したオフロードシューズの「576」のDNAを引き継ぎ登場したアイコニックモデルの「574」を、90年代の流線的なイメージにモダナイズ”したとのことですが、なるほど古くて新しいデザインはそんな風に生まれたんですね。色のグラデーションも見事だと思いませんか? しかも環境にやさしいエコな材料と作業工程で仕上げたモデルだとか。完璧ですね。
¥16,500

ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-7120

Dr. Martens

ドクターマーチンのサンダル

イギリス製の尊さ。

ここ数年ずっと高い人気をキープしている〈ドクターマーチン〉。とくに若い世代から圧倒的な人気を誇っています。こないだ行ったフェスにも足元がマーチンの方がたくさんいました。パンクス、スキンズ的なイメージがいい意味で薄れてきているのかもしれませんね。ただ、個人的に声を大にしてお伝えしたいのは、一度は「MADE IN ENGLAND」コレクションを履いてみてほしい、ということなのです。このご時世、イギリスでものづくりをするということがどれだけ大変なことか。。それを思うと、なんだか感慨深くなってしまうのです。今シーズン、自分が気になったのは「チャールズ エフ ステッド社」の上質なスエードを使用したサンダル「MIE JORGE」。アイコンであるイエローステッチよりも、こうして控えめな方が好みでして。いい意味でマーチンっぽくないところがストライクでした。
¥33,000

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
03-6746-4860

山本博史

マウント湯沢アウトスタンディング

というレースに出てきました。これがまじ、コースが鬼厳しい。しかも前日の雨でトレイルはぬかるみまくり。正直、トレイルランニングを嫌いになりそうな瞬間もあったけど、なんとか無事にゴールできました。喉元過ぎればじゃないけれど、終わってみれば楽しい思い出になるから不思議です。

Goldwin

ゴールドウインのプルオーバージャケット

とことん機能を追求しながら都会的。

プロダクトの機能やデザインを通してブランドの哲学は感じたいけれど、ブランドというステータスだけでものを選ぶことはしたくない。そう思っているいまのぼくにはうってつけ(と勝手に思っている)のが、日本が誇る老舗アウトドアメーカー〈ゴールドウイン〉です。機能をとことん追求しながら、デザインは洗練されていて都会的。あえて控え目に配されたロゴは、まるでプロダクトの完成度で勝負しようとしている意思表示に感じられます。そんな〈ゴールドウイン〉のなかでも気になっているのが、この「LW プルオーバー」です。優れた耐水性を誇りながら、高透湿かつ高通気も兼ね備えたパーテックス シールド エアをメインに、前身頃下部と袖口には薄手で防風性に富んだパーテックス クァンタムを配置。高温多湿な環境でも快適に行動できて、シーム処理も施してあるため、多少の雨なら難なくブロック。しかも、超軽量の128g(Lサイズ)で、持ち運びに便利なポケッタブル仕様。さらに環境にも優しい「GREEN MATERIAL」製品というのも、山で遊ぶ身としては嬉しいポイント。フィールドで機能しながら、すんなり街に馴染む、理想的な一着かなと。
¥35,200

ゴールドウイン原宿
東京都渋谷区神宮前6-10-12
goldwin.co.jp

karrimor

カリマーのショートパンツ

夏の愛用品がアップデートしてました。

夏といえば短パンです。単純に涼しいし、動きやすく、なによりも開放的。日常着として短パンに足を通したその瞬間から、ぼくにとっての夏の始まりが静かに訪れます(走るときは年中短パンではあるんですけど…)。というわけで、夏本番を前に個人的に愛用している短パンを紹介しようと思ったら、今シーズンからパターンを刷新してアップデートしてるじゃないですか。それが、〈カリマー〉の「トライトン ライト ショーツ」です。防風性と撥水性を備えながら、ライフスタイルシーンにもマッチするパーテックス アンリミテッドを素材に使い、着やすさを追求したという新たなパターンにより、これまで以上にアクティブな動きにも対応してくれます。それでいてサイドポケットやヒップのダブルポケットなど、タウンユースにもマッチする収納力も魅力的。ちなみにカラバリは甲乙つけがたいご覧の3色がラインナップ。無難にいくか、攻めていくか、実に悩ましいところです。
各¥7,150

カリマー インターナショナル
03-3221-6883
karrimor.jp

BAMBOO SHOOTS SOUVENIR

バンブーシュートスーベニアの手ぬぐい

中目黒のお土産にどうぞ。

常日頃から必ず持ち歩くアイテムの1つが手ぬぐいです。かれこれ20年近く愛用しているんじゃないかな。タオルだとかさばるし、バンダナやハンカチではサイズ的に物足りない。ぼくにとってちょうどいい塩梅なのが、手ぬぐいなんですよね。なんで、初めて訪れた地方のご当地デザインや山小屋で見かけると、ついつい買い足してしまいます。中目黒の名店「バンブーシュート」が立ち上げたスーベニアライン〈バンブーシュートスーベニア〉のそれも、まさにそう。デザインはディレクターの甲斐さんが信頼するアーティストに依頼し、アウトドアのテイストをポップかつグラフィカルにに表現。職人が手作業で染め上げる手抜染で製作しているため、風合い豊かで、色の仕上がりも美しい。それでいてスーベニアグッズならではの、財布に優しい価格帯も魅力的。お店に訪れるたびに、買い足してしまいそうです。
各¥3,190

バンブーシュート
東京都目黒区上目黒1-5-10
03-5720-1677
bambooshoots.co.jp

CITY COUNTRY CITY

シティー カントリー シティーのショーツ

おしゃれは我慢する時代じゃありません。

「おしゃれは我慢」と言うけれど、もはやそんな時代ではありません。こんな古臭い格言にとらわれて機能に無知なことを晒すよりも、機能的で快適な服を使っておしゃれを楽しむことこそ、イマドキのファッションなのだとぼくは思うのです。だからこそ、街で使えるアウトドアギアやフィールドで使えるファッションアイテムを日夜ディグっています。そんななか見つけたのが、謎のレーベル〈シティー カントリー シティ〉のショーツです。極太シルエットに左下にロゴを刺繍で配したのみのシンプルなデザインながら、素材にはアクティブな動きにも難なく対応してくれる2WAYストレッチを採用。サイド、バックのポケットに加え、バックのウエスト部分にはスマホを入れるのに最適な収納をプラス。面構えは都会的ながらも、フィールドで使える機能と収納力を備えた魅惑の一品。夏本番を前に、ゲットしておくことをお勧めます。
各¥14,300
#6月末発売予定

CITY COUNTRY CITY
citycountrycity-ccc.com

石井陽介

推しの卒業。

最後の最後まで笑顔を絶やさず、かくあるべきアイドル像を全うした“まなかん”こと稲場愛香のJUICE=JUICE卒業公演がとにかく素晴らしかった。泣きや感動に走らない演出が逆に感動したし、ソロ曲に『もしも…』の選択も、ハロプロの歴史と重みが感じらてよかった。だがそれと同時に、アイドルとはなんぞや、と考えさせる夜でもあった。人気メンバーの相次ぐ卒業……さて、今後のハロプロどうなる!?

FISHMANS

ブルーレイ『映画:フィッシュマンズ』スペシャルボックス

20年前といまを繋ぐ、ゆらめきIN THE AIR。

フィッシュマンズのライブはこれまで何度となく見てきたけど、『闘魂2019』は一生忘れられない特別な夜でした。おなじみの『Oh Slime』とサンプラーで名前をコールするメンバー紹介ではじまり、2曲目はもう何万回聴いたかわからない『ナイトクルージング』、しばらくして『頼りない天使』『ひこうき』が続いた時に、伝説のライブ「男達の別れ」のセットリストが頭をよぎって、「この日はいつもと違うライブになる」と確信しました。その予想は的中し、期待と緊張がマックスに達した時に、待ってましたの『ゆらめきIN THE AIR』。佐藤伸治が手がけた最後の作品であり、ずっと封印してきたこの曲を、死後20年経ってようやく解禁。しかもボーカルの声は、あの日の佐藤伸治。HONZIのバイオリンも聴こえる。この曲を演るに踏み切ったメンバーの想いにもグッときたし、何よりいまの演奏で聴けたのが嬉しい。あの日あの時あの場所……歪んだ時空の狭間の中で、何度も気持ちがIN THE AIRしちゃったのは、きっとぼくだじゃないはず……。待望のBlu-ray化を果たした『映画:フィッシュマンズ』の初回限定のスペシャルボックスには、『闘魂2019』(フルセット)の映像と、このライブのリハーサル風景に追ったドキュメント映画『闘魂:フィッシュマンズ』が収録されています。これで、あの日に戻りたくなったらいつでもIN THE AIRできるね。
『映画:フィッシュマンズ』初回限定版スペシャルボックス ¥9,900
drake.lnk.to/movie_fishmans_specialbox

『映画:フィッシュマンズ』公式ページ
fishmans-movie.com

C.P.COMPANY

C.P.カンパニーの帽子

飾りじゃないのよゴーグルは。

昨年、ボディバッグをいくつか手に入れたことを機に、〈C.P.カンパニー〉熱が俄然高まっています。中でも小物類がツボで、レンズやゴーグルといった同ブランドを象徴するディテールがあしらわれるアイテムに惹かれています。男心がくすぐられるといいますか、こうしたギアディテールにはやっぱり弱いんですよね。例えば写真のアイテムなんてまさにそれで、シンプルな帽子にゴーグルを付加しただけで一気にギア度マシマシ。スタイリングに程よいアクセントとストーリーをもたらしてくれます。しかもこのゴーグル、ただの飾りではなく、ちゃんと使えるのもいいんですよね。普段使いはなかなか難しいかもしれませんが、フェスとかちょっと浮かれたい時に良いのではないでしょうか。あ、そうそう。頭にゴーグルが付いているからといって、『それいけノンタック』の「おでこのめがねで、でこでこ、でこり〜ん!」は完全にオヤジギャグなのでやめておきましょう。若人にはまったくウケないので。実証済みです。
左:¥16,500、右:¥17,600

C.P.カンパニー
cpcompany.com

ASICS

アシックスのHS4-S GEL-SONOMA 15-50 GTX

脱・モノトーンアウトドア。

「アーバンアウトドア」「洗練された大人のアウトドアスタイル」。そんなトレンドワードもあってか、ここ最近はフェスやキャンプに行くと、頭からつま先まで全身モノトーンでまとめた人をやたら目にします。中にはテントやギアに至るまで黒、黒、黒……。とまあぼくも例外ではなく、ついつい黒を選んでしまうんですが、個人的にはもっとカラフルにアウトドアを満喫したいのです。そんな思いもあり、まずは足元からと選んだのが写真の〈アシックス〉とKIKO KOSTADINOV STUDIOが手掛けた「HS4-S GEL-SONOMA 15-50 GTX」。どこまでもポップなカラーパレットは、なんだかドーナツやアイスクリームみたいで見た目に楽しい。一方でアッパーはGORE-TEXファブリクスを搭載、アウトソールはグリップ力に優れるAHAR+ラバーと機能面も充実しています。洗練された大人のアウトドアスタイルもいいけど、足入れしただけで童心に帰れる、そんなカラフルなアウトドアスタイルもたまにはいいなあと。
各¥17,600

アシックスジャパン株式会社 お客様相談室
0120-068-806

BLUE LUG

ブルーラグのメッセンジャーバッグ ハーフ

最高のバランス。

コロナ禍以降の自転車ブームと相まって、少し前からストリートシーンでも注目されているメッセンジャーバッグ。物の出し入れがしやすいのはもちろんのこと、堅牢度の高いナイロンアッパーや耐水を意識したターポリンライナー等々、メッセンジャーが使うバッグなだけあって機能的なところが魅力なわけですが、本格のものはいかんせんサイズがでかくて普段使いには少々不向き。ですが「ブルーラグ」がつくった「THE MESSENGER BAG HALF」は、従来の機能的なディテールはそのままサイズを半分にスケールダウン。これにより、デザイン、機能、サイズ、そのすべてが最高のバランスで配慮された、普段使い最強のメッセンジャーバッグが完成しました。これ、マジで使いやすいです。ちなみにぶら下げているリフレクターは、カリフォルニア州コスタメサにある雑貨屋兼お花屋さん「THE INCONVENIENCE STORE」と「ブルーラグ」コラボしたもの。シンプル・スマートなメッセンジャーバッグもいいけど、個人的にはいろいろぶら下げたりペタペタ貼っ付けたりと、カスタムした賑やかなメッセンジャーバッグが好みです。
メッセンジャーバッグ ハーフ ¥17,050、ザ インコンビニエンス ストアのリフレクター ¥2,200

ブルーラグ
store.bluelug.com

村松諒

今夜はコの字で。

最近、密かにハマっていることといえば、テレビドラマ『今夜はコの字で Season2』を観ること。いい歳して、恵子先輩(女優・中村ゆり)と吉岡(俳優・浅香航大)の恋の行方が気になってしょうがない!

Taiga Takahashi

タイガ タカハシのカバーオール

一年弱の急展開。

思い返すと、ぼくが〈タイガ タカハシ〉の服をはじめて見たのは昨年7月の展示会でした。他のブランドと合同で、どちらかというとついでだった〈タイガ タカハシ〉のものを手に取って驚いたことはいまでもよく覚えています。デニム、スエット、ワークジャケットなど、アメリカものをベースにしていることは一目瞭然だったのですが、とにかくクオリティが高かった。しかもそれをつくるのは、イギリスの名門校「セントラル・セント・マーチンズ」を卒業した20代の若者。ぼくが知るデザイナー像とギャップがあって興味を持ったんです。それですぐこのブランドを手掛ける髙橋大雅さんにオファーし、取材しました。そして数ヵ月後、今度はお招きいただき、彼がプロデュースする京都・祇園の「T.T」でも話を聞くことができました。また暫くしたら話を聞きたいと思っていたし、この先も追いかけたいと考えていた矢先、髙橋さんの訃報を聞いて本当に驚いたわけですが、いまも引きずっているというか不思議な気持ちです。2022年秋冬コレクションも充実の内容で、いくつも気になる服がありました。そのなかから選んだのがこのカバーオール。実はこちら、前回もあった形で、それは今年2月の「Shopping Addict」で紹介しました。新作は素材やディテールをアップデートしているんですが、改めて見て、やっぱりこれがいいなと。ぼくはこの形が好きみたいです。ブランドは存続すると聞いたので、また来年も同じものを手に取れるといいなと思っています。
¥61,600

タイガ タカハシ
taigatakahashi.com

CFCL

シーエフシーエルのロンT

雨の日の提案。

6月6日、関東の梅雨入りが気象庁から発表されました。今年は昨年より8日早く、近畿や東海よりも早かったとか。森高千里の90年代のヒット曲「雨」に「雨は冷たいけど…」という歌詞の下りがありますが、まさに今年の梅雨は肌寒くて、服選びに悩まされます。いま、一枚あると便利だなと思うのが、〈シーエフシーエル〉のモックネックのロンTです。ストレッチ性に優れる地厚なポリエステル素材を使った一枚で、アウター感覚で着られるデザイン。両サイドにスリットが入っているので、パンツポケットに手を出し入れしやすいように考えられています。シワが付きにくく、洗濯後すぐ乾くところもポイント。この上から薄手のレインコートを羽織れば、憂鬱なこの時期も快適に過ごせるんじゃないかと思います。色は青の他、黒、白、オレンジも。
¥26,400

シーエフシーエル
cfcl.jp

AIGLE

エーグルのショートパンツ

大人顔の一枚。

〈エーグル〉からお誘いを受けて野外音楽フェス「頂 -ITADAKI- 2022」のスナップ取材に行ってきました。ぼくが訪れた日はめちゃくちゃ天気がよかったこともあって、家族連れを中心に多くの客で賑わっていました。このイベントの開催も3年ぶりで、みんなコロナ明けを待っていたんだなと実感。来場者の生き生きとした表情はこちらの記事でお確かめください。取材当日、後悔したことといえば、ショートパンツを穿いていかなかったこと。30度近い気温のなか、ズボンで会場を歩き回るのは大変でした…。で、いま目を付けているのがこちらの一枚。カーゴショーツをベースにした絶妙なフォルム、そしてこの独特な色使いに惹かれて手に取りました。30代、40代の大人も似合う大人のショートパンツじゃないかなと。これを穿いて取材に行けばよかったな。
¥19,800

エーグル カスタマーサービス
0120-810-378
aigle.co.jp

MASTER&Co.

マスター&コーのレザートート

日の当たらない名作。

国内外のひとクセあるブランドを扱うエージェント「マッハ55リミテッド」。〈フランク リーダー〉〈イーリー キシモト〉〈S.E.H ケリー〉といったラインナップに服好きの編集者は心惹かれるわけですが、この会社にはアットホームな雰囲気もあり、ショールームに行くと不思議な心地よさみたいなものを感じます。先日、東京・浅草橋の新しいオフィスで行われた展示会にお邪魔して、ふとそんなことを思いました。ここで紹介するのは、展示会で見つけた「マスター&コー」のレザートート。この手のバッグは形が大きすぎたり、小さすぎたり、なかなかちょうどいいものがないんですが、こちらはA4サイズの書類が入る使い勝手のいいサイズ感。ゴートレザーにも関わらず、一枚仕立てのつくりのため、軽く、畳んで持ち運ぶこともできちゃいます。肩掛けできるように設計されたハンドルの長さもポイント。シンプルで派手さはないけど、これは隠れた名作です。
¥42,900

マッハ55リミテッド
03-5846-9535
Instagram:@masterandco.official

鈴木悠介

久しぶりの墓参り。

コロナ禍でなかなか行けてなかった墓参りも、ちょっと報告もあって1年以上ぶりにのんびりクルマで静岡へ。信仰心とかは全然ないけど、故人が大好きだったビールを買ったり好きだった色の花を選んだりと、やっぱり墓参りは大切でいいものだなと思いました。

16FLIP

16FLIPのビートテープ『Atomosphere’22』

ずっと東京の最先端のビート。

“ビートが言葉より意志を持つ夜”ってC.O.S.A.が『Wassup Prod by jjj』でRAPするように、時にビートは言葉では言い表せない感情を沸き立たせると思います。ラッパーのISSUGIさんのDJ&ビートメイカー名義である16FLIPのビートは、一音の鳴りを聴けば「あぁ、16FLIPだ」ってすぐに首が触れる音。最新作の『Atomosphere’22』は1曲目の『I’m Rain』から16FLIP節全開で、個人的には『Nakano JFK』のドリル感が新鮮な、全17曲のビートテープ。すべて16FLIPのビートによるMONJUの『Black de.ep』に、ISSUGIさんの1stアルバム『Thursday』や2ndアルバム『THE JOINT LP』に喰らいまくった自分としては、10年以上前からずっと16FLIPのビート中毒みたいなもの。ISSUGIさんと16FLIPのHIPHOPは、ヘッドホンをして夜の東京の街を歩く時に聴くのが最高に似合う音楽だし、“俺らが胸打たれちまうようなビートは、いつもズレててスネアがでかいんだ”“刻むBPM、60から90調子いいぜ”って英雄さん(仙人掌)のRAPが、16FLIPそのものって感じです。
¥2,200

ドッグイヤーレコード
Instagram:@dogear_gram
HP dogearrecordsxxxxxxxx.com

ECD

ECDのレコード『失点 in The Park』

全8曲を2LP&33rpmで聴く贅沢。

『失点 in The Park』がCDでリリースされたのは2003年。当時音源を聴いてから秋葉原(だった気がする)で観たライブでは、ECDさんが鍵盤を叩きながらRAPする姿と、Illicit Tsuboiさんが低めの姿勢でターンテーブルを擦りまくる動きがヤバすぎて、めちゃくちゃ喰らいまくった記憶です。2005年に出版された同タイトルの本も夢中になって読んだし、後年はTwitterでラッパーのYoung DolphやハードコアバンドのMOONSCAPEをいち早く紹介していたりなどなど、『失点 in The Park』以外からもECDさんからは勝手に影響を受けまくりました。そして2003年から19年の月日が経ち、全8曲を2LP&33rpmというフォーマット、さらにILLDOZER(イルドーザー)の石黒さんが手がけたあのジャケットを紙ジャケ&見開きにシリアルナンバー入りという豪華な仕様で、『失点 in The Park』が再びリリースされたことにぶち上がった人も多いはず。レコードに針を落とすとLOWな鳴りがCDよりもより深く出ていて、19年前の音源だからかECDさんの声が少し若く聴こえるのにもグッときました。
¥5,940

Pヴァインレコード
Instagram:@p_vine_hiphop
HP p-vine.jp

RWCHE×Slow Squad International×ZECS

ローチ×スロースクアッドインターナショナル×ゼクスのドリンクボトル

3者の自由すぎる発想と遊び心。

〈ローチ〉の後藤くんは知り合った時から映画を中心にマニアックな知識がすごくて、グラフィティライターのZECS氏からは美味しいグルメ情報を教えてもらったり、そのZECS氏に紹介いただいた〈スロースクアッドインターナショナル(Slow Squad International)〉のtoydog氏はこの前久しぶりにクラブで会ったら相変わらずファンキーで。そんな個性的すぎる3者が手を組みつくったものは、まさかのドリンクボトル。プリントからオリジナルのMADE IN USAにこだわって、関税や食品衛生法の検査の難関を突破したり、プラ臭さが一切ない自然環境に優しいリサイクル可能な素材が、まさかの蓄光仕様で暗闇で光りまくるなどなど、想像の右斜め上をいくプロダクトです。1リットルの大容量&マイナス20~100℃まで対応のタフガイボディは、熱中症対策にも万全で、さらにドリンクボトルのおまけとしては謎な、スペシャルコラボのワッペンも付属。自分は会社で使う以外に、カルピスを入れて宇宙一かわいい甥っ子と公園に行ったり、麦茶を入れて海に行ったりして使いたいと思います。
¥6,050

キオスコ
Instagram:@kioscojpn
HP newkiosco.com

Diaspora Skateboards

ディアスポラ スケートボーズのハット

夏らしい素材と機能+人の魅力。

夏に被るものといえば、キャップかハンチングかハットあたり。特にここ最近はハットを選ぶことが多く、いいのが無いかなと探していたところ、〈ディアスポラ スケートボーズ〉にありました。COOLMAX®︎ファブリックのストレッチシアサッカー素材を仕様したベルハットは、吸水速乾性に優れてドライで快適な着用感。ツバは少し短めかつやや下向きで、金属製のアジャスターによってサイズ調整が自由にできるのもポイントです。色はカーキとネイビーの2色でリリースされ、なんとなく〈ディアスポラ スケートボーズ〉にネイビーのイメージがあったので、そちらを選びました。つらつらと機能や特徴を書きましたが、結局は〈ディアスポラ スケートボーズ〉のアパレルをメインでやっている万里くん・ユウヤくん・Choくんがかっこよくて面白いし、彼らの10周年の活動の集大成として2020年に完成したスケートビデオ『SYMBIOSIS』が本当にクソかっこよくて、そんな人たちのつくるものが欲しいから。このハットを選ぶ理由のベースは、ただそれだけだったりします。
¥11,000

ディアスポラ スケートボード
Instagram:@diaspora_skateboards
HP diasporaskateboards-shop.com

脇山修平

ルートビア。

いま、初めて飲みながらこれを書いているんですが、なんとも言えない味がします。クスリみたいな味がして、個人的には好きじゃないです。でも、なんとなく夏っぽい。夏っぽさがあれば、全部勝ちだと思います。ということで、リピートはしないですが、ルートビアの勝ちです。

subtle voice

サトルボイスのTシャツ

山にも行けるコットンTシャツ。

化学繊維の服が苦手です。静電気が起きるし、何より肌が弱いので着ると痒くなってしまうので。それもあって、肌に近いものは天然繊維、特にコットン派です。そうなった時に困るのが、アウトドアやスポーツ系の服。いままで我慢したり、メリノウールの服で来ましたが、この〈サトルボイス〉のTシャツは、山でも着れることを謳っています。素材に使用したのは「NEO COOL COTTON」というもの。吸水性があり、コットンとは思えない速乾性で登山でも使用可能とのことでした。北アルプスでもテストしたようで、信頼できそうです。山はもちろんですが、日常的に着てもかなり快適な予感がします。メリノウールはどうしても耐久性が気になりますが、それに比べて耐久性もありそうですし、1着買ってみて損はなさそうですよ。
各¥9,350

サトルボイス
subtlevoice.com
Instagram:@subtlevoice_official

EASTPAK × BEAMS

イーストパック × ビームスのバックパック

リュック難民。

仕事で毎日使っていた某ブランドのバックパックに穴が空きました。リピートを考えたのですが、人とよくかぶり、撮影現場でどちらが自分のものか分からなくなってしまうので変えようかなと。選ぶ基準は、撮影の時に荷物が増えるのである程度の量が入ること、自転車移動があるからバックパックタイプといったところ。候補をあげたなかで、「ビームス」が別注した〈イーストパック〉は、サイズ感も使い勝手もデザインも◎。「パデットパッカー」のXLに4つの外付けポケットが付いているのですが、入れる場所を決めておけばいいので、整理整頓が苦手な自分みたいに人こそおすすめです。ブラックとグレーという使いやすい2色展開で、限定の復刻ラベルというのもいいですね。
¥15,400

ビームス
beams.co.jp

MALIBU SANDALS

マリブサンダルズのサンダル

夏向きなのでしょうか。

そう歌ったのは高田 渡さん。夏になると毎年のように『生活の柄』が聴きたくなります。そして、Tシャツに短パン、サンダルという装いの毎日が続くのです。ですが、そんな格好でいると、少年かよとツッコまれることがときどきあります。そんな時こそ、靴の力を借りるときです。真面目に見えるとまではいかなくても、しっかりとした人みたいな雰囲気は出る気がします。でも、ラフな服装に合わせても浮かないとなるとバランスが難しい。そうしたときに、〈マリブサンダルズ〉はしっくりきます。以前に比べて履き心地も改良されていると聴きましたし、質感とデザインがよきです。スライダーサンダルの「ZUMA」もいいですし、ベタですがヴィーガンレザーを編み込んだアイコニックな「CANYON」(写真右)もやはり安心しますね。
左:¥9,900、右:¥14,300

マリブサンダルズ
malibusandals.jp
Instagram:@malibusandals_jp

JBL

ジェイビーエルのスピーカー

どこでもパーティ。

プロフェッショナル向けからコンシューマモデルまで、〈ジェイビーエル〉は大小さまざまなスピーカーを生み出しています。新たに誕生したBluetooth接続対応の「JBL Partybox Encore Essential」は、パーティに特化したひと品。かと言っても大きくしすぎずに、小型設計ながらも100Wの出力というのが魅力です。IPX4の防滴性能を備え、スマートフォンなどを充電も可能。USB接続にも対応していて、内蔵したバッテリーで約6時間のワイヤレス再生できるということで、キャンプなどの野外使用にぴったりかなと。移動中の車内で使ってもいいですし、帰宅後に自宅で使ってもよし。ライトの光り方も変えられるようになっていて、真っ暗闇で鳴らすのも、また面白いです。
希望小売価格 ¥27,500

ハーマンインターナショナルコールセンター
0570-550-465
JBL.com

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