釣りにくい昼過ぎも、気合いでキャスト!

次に向かった湖も、案の定減水していて、エサとなる小魚すら見当たりません。ここでも河川の流れ込みが少なく、厳しい状況でした。それなら、午前の門入ダムのほうが釣れそうってことで、戻ることに。準備を済ませて、再び散り散りになってポイントをサーチします。



市川は、かなり離れた場所まで行っていましたが、調子はどうでしょう?
市川:陸っぱりはポイント選びが肝心なので、向こう側まで行ってました。一番大きい魚は、一番いい場所を縄張りにしているらしいので、人が入っていない場所を探しつつ状況を見るのが楽しかったですよ。さっき川村さんが表層で釣っていたから、小さいトップウォーターを使ってみたら、小さいバスが釣れました。いまは重いワームを遠投しているところです。
そして池本は、これで釣りたいと言っていたワームをひたすら投げていました。
池本:〈ダイワ〉のスティーズ スターリングツインで釣りたいんです。動かし方とかを川村さんに教えてもらったので、これでなんとか……!
魚の気配を感じつつも四苦八苦していると、また川村さんが……!

川村:泳いでいるのが見えたから、〈ボトムアップ〉のカエルワーム、スクーパーフロッグを投げたら反応せず、食いっ気がありませんでした。でも、バスの目の前にスピナーベイトを通すと、思わず食べちゃうこともあるんです。
いや、本当にさすがです。見えているバスをスピナーベイトで釣る“スピナベサイト”の方法を教えてもらいましたが、簡単に真似できるものじゃありません……。しばらくすると、またまたスピナーベイトで!

47cm、圧倒的です! 近くで見ていて、呆気にとられていた小松と池本は、ワームを使った釣り方のアドバイスをいただきました。すると、こう!




2人とも、2匹ずつ釣りました!
小松:ルアーの着水ポイントから動かし方まで、川村さんが言ったとおりにしてみたら本当に釣れちゃった! ぶっちゃけ弱気になっていましたが、釣れると嬉しい!
池本:小さいサイズですが、川村さんの的確な指南のおかげで釣れました! なにげに久しぶりのブラックバス。とりあえず、釣れて安心しました。サイズアップを狙って、違うルアーを使ってみます。

そうこうしているうちに日が暮れて、1日目は終了。とてつもなく暑くて、渇水によるバスの留守も心配しましたが、しっかり釣れてひと安心。翌日も釣りができるなんて、最高です! より大きいバスを求めて、よりおいしいうどんを求めて、2日目以降の後編に続きます。