雨ニモマケズ、レッツ フィッシング!
河口湖でバス釣りが人気なのは、環境が整っているから。湖畔に釣り人のための駐車場やトイレが設けられています。釣りをするには遊漁券の購入が必要となりますが、それにより楽しく快適に釣りができるように管理されているのです。そして環境保全のためにワームは使用禁止。去年「フイナム フィッシング クラブ」で訪れた、同じく富士五湖のひとつの西湖と、箱根にある芦ノ湖もそうでした。遊漁券を購入して早速フィールドへ! 今回は四国と同様に、岸からキャストする陸っぱりで、場所を転々とするランガンに挑戦です。

思った以上に寒いと思ったら、気温は9度。しとしと雨が降るなか竿を出し、スタートです!
佐々木:今日は冷え込んでいるから、魚も動きたくない日。河口湖は、ウィード(水草)がいっぱい生えているので、その中に潜んでいるか、富士五湖特有の溶岩帯の湖底に隙間があるから、そこに潜っているか。そこを狙ってみると反応するかもしれません。




今回の釣行に参加してくれた原さんは、表層を泳ぐトップウォーターのルアーだけを使うフィッシングスタイル、トップウォータープラッガー、いわゆるトッパーです。ハンドメイドやオールドのルアー、ヴィンテージのギアを愛用していて、それがモノとしてカッコいい。


原:岸からは、葦(アシ)が生えている際を狙うけど、こういった障害物のないフラットなところは、ちょいと苦手かも。でも、雨なのでトップこそ出るんじゃないかと思っています。
雨が降ると魚の活性が上がるうえ、警戒心が低くなるなどの理由で、トップウォーターで釣りやすいと言われています。原さん、期待しています!
こちらは張り切っていた部長。

石井:好きなミノーとバイブレーションを投げて、ウィードを探っていました。実績と信頼のワームは使えないから、念のためポークルアーを持ってきたけど、最終手段として取っておきます。
豚の皮や脂で作られている天然素材のポークルアー。独特な柔らかい動きで、ワームの代替品として使われています。そんな強気な石井の足元も、心強い。

アッパーにタフなコーデュラナイロンを纏い、防水透湿素材のブーティを採用。ヴィブラム社と共同開発したオリジナルソールを搭載している〈ダイワ(DAIWA)〉のシューズです。
石井:雨の日の街履きとしても使っていますが、濡れたタイルの上でもまったく滑らない。本当にグリップ力が高くて驚きました。水辺のシチュエーションでも安心ですね。トゥバンパーもしっかりと補強されているのでアウトドアフィールドでも遠慮なく履けます。
新たな釣り雑誌『BEFORE YOU WAKE UP』の創刊に追い込みをかけている市川。今日は1日、釣りに没頭できるから上機嫌の様子です。

市川:ベイト(エサとなる小魚)が見えるし、さっき魚が跳ねたから、釣れそうな気が。河口湖は水が透明で気持ちいいですね。東京から近いし、標高が高いから空気もうまい。終わったら、風呂に入ってから帰りましょう。
そして小松も釣りは久しぶりでご機嫌です。「フイナム フィッシング クラブ」が〈コロンビア PFG〉とコラボしたジャケットとハットを着用してきました。このコレクション、かなり好評のようです!


小松:雨で寒いと聞いて、ここぞとばかりに着ちゃいました。撥水加工が施されているから、これくらいの雨なら大丈夫。大小のポケットがたくさん付いているから便利です。
大きいルアーを投げると意気込んでいた池本は、どんな調子でしょう?

池本:ワームが使えないからこそワームに甘えることなく、いろんなルアーにトライできて楽しいです。でも、大切にしているビッグベイトを投げるのは緊張しますね。


しばらくやってみるものの、バスは留守のようなので、場所を移動します。