STYLE6.橋本奎

PROFILE
〈カーサービス(CarService)〉のディレクターにセレクトショップ「パルプ(PULP)」のクリエイティブディレクター、東京発のコレクティブであるYouthQuakeのメンバーとして活躍。さらにスタイリストやカーキャスティングにキュレーションなど活動のフィールドを拡大中。東京を代表するアイコンのひとりです。
Instagram:@_hsmt
レゲエの気分とパリでの思い出。
HIP HOPや旧車など、アメリカ西海岸のいわゆる“ウェッサイカルチャー”を愛する橋本さんだけに、オファーの時に勝手にそれらと関連するTシャツを想像していましたが、そんな予想を(いい意味で)あっさり裏切る1枚で登場です。
「この前ファッションウィークに行ったときにゲトった、パリの10区にあるジャマイカンのヴィーガンレストラン「JAH JAH」と〈サロモン)のTシャツです。「JAH JAH」はカッコいい人しかお店に溜まってなく、パーティのオーガナイズや所属するDJもいて、とてもカッコいい活動をしているショップ&レーベルです」

サウンドシステムのグラフィックと、ラスタカラーのブランド名やメッセージでレゲエバイブス全開。ジャストサイズを好む橋本さんらしく、サイズはSをチョイスしているところも、らしさが窺えるポイント。着丈短めのボックスシルエットも気分にマッチしているそうです。
最近はレゲエとハードコアばかり聴いているとのことで、まさにそんな気分にもぴったりの1枚。さらにこんな最高なエピソードが、Tシャツの存在をよりスペシャルなものにしてくれます。
「JAH JAHのインスタで(写真を見せながら)“今日の18時からこのチャリンコが10区を駆け巡るから、それを見つけて写真を撮ってインスタにUPしたら、〈サロモン)とJah Jahのスニーカーを差し上げます”って出ていて。それで偶然見つけたんですけど、そのスニーカーは抽選だったんです。でも2日後にまさかの当選の連絡がきて、そのスニーカーをゲットできました(笑)。そのチャリンコを見つけたときにテンションが上がって買ったTシャツで、最近はこればっか着ちゃいますね」