「マイボトル必携」が新ルールに。
2022年12月4日に開催される「第17回 湘南国際マラソン」。徹底した環境配慮型の運営がなされるこの大会では、「マイボトル必携」という新ルールが導入されます。これまでのマラソンで課題となっていたゴミの削減が狙いです。
ランナーは満水にしたマイボトル(400㎖以上)を携帯してスタートし、コース上に用意された給水ポイントで自ら給水をおこないます。一般的なマラソン大会のような紙コップによる給水は用意されません。
そこでランナーにとって問題となるのは「マイボトルをどうやって携帯するか?」ということ。手に持って走るか? ザックやウエストベルトに収納するか? はたまたパンツのポケットに仕舞うか? マイボトルは必携ですが、どう持ち歩くかは自由です。
ザ・ノース・フェイス直営のショップへ!
「マイボトル必携」という新ルールに対応するために、どんなアイテムを活用すべきか。そして12月の寒い時期に開催されるフルマラソンにどのようなウェアリングで望めばいいのか。今回の湘南国際マラソンに参加予定のフイナム ランニング クラブ♡のメンバーが、大会当日に着用するギアやウェアを求めて、東京・原宿の明治通り沿いにある「THE NORTH FACE Sphere(ザ・ノース・フェイス スフィア)」を訪れました。
右から、フイナム ランニング クラブ♡副部長の山本博史、部長の榎本一生、部員の柴山英樹、そして「ザ・ノース・フェイス スフィア」スタッフの矢吹沙樹さん。4人とも今回の湘南国際マラソンに出場予定です。
「ザ・ノース・フェイス スフィア」は2022年7月にオープンしたばかりの新しいショップ。〈ザ・ノース・フェイス〉におけるアスレチックカテゴリーのフラッグシップストアという位置づけで、ランニングやトレーニング関連のアイテムが充実しています。
早速、店内をチェックしてみることに。
当日の天候や気温などをイメージしながら、そしてマイボトルをどう持ち歩くかを考えながら、湘南国際マラソンのための勝負服を吟味していきます。
矢吹さんも日頃から走ることを習慣にしているランナーであり、最近はトレイルランニングにもハマっているとか。自身の経験を踏まえてアイテム選びの相談に乗ってくれるのは心強い限りです。
三者三様。フイナム ランニング クラブ♡のレーススタイル。
ウェアからシューズまで、山本、榎本、柴山がセレクトしたアイテムを紹介します。
まずはフイナム ランニング クラブ♡のお洒落番長、山本から。アパレルはすべて〈ザ・ノース・フェイス〉の環境配慮型のランニングウエアシリーズ「FREE RUN」からチョイス。トップスとシューズをシックなブラウン系で揃えつつ、ショーツとキャップに施されたグラフィックプリントをアクセントとして効かせています。「マイボトル必携」という新ルールへの対応は、ソフトフラスクを手持ち、またはショートパンツの腰の部分に設けられたメッシュポケットに収納して走るとのこと。
続いて、榎本のセレクト。トップスとパンツをペールトーンでまとめながら、コーディネート全体を引き締めるためにキャップとシューズはブラックをチョイス。マイボトルの携帯にはウエストベルトを活用します。ちなみにトップスに選んだアイテムはハードなアクティビティに向けたサミットラインのテクニカルベースレイヤー。汗を素早く拡散し、乾燥させるため、ランニング時にも快適な着心地を提供してくれます。
最後は柴山のセレクト。トップスにノースリーブをチョイスした、3人のなかでもっともガチなコーディネートです。「大会当日は序盤から全力で突っ込んで、好記録を狙いたいっす!」と鼻息荒く語る柴山。ノースリーブの色は最後まで迷っていましたが、当日の気分で判断したいということで2色とも現地へ持っていくことに。必携品のマイボトルは、ショートパンツの腰の部分のメッシュポケットに収納して走るとのこと。
「第17回 湘南国際マラソン」の開催まで残りあとわずか。大会当日は、三者三様それぞれのスタイルで、美しい湘南の海沿いを駆け抜けます。世界初の試みとなる「マイボトル・マラソン」はどのような大会になるのか? 当日の模様は後日レポート予定です。乞うご期待!
Text_Issey Enomoto
Photo_Yutto