おめでとうございます - 代官山通信（蔡 俊行）

　新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
皆さんはどんなお正月休みを過ごされたでしょうか？　最近スキーなどの雪山に行ったという話をあまり聞きませんね。自分のまわりが年をとったせいなのか、雪山スポーツ人気が下りぎみなのかそんなところが理由でしょう。まあだいたいが実家に戻ってテレビを観ながらゴロゴロしていたというのが多いようです。
例に漏れずぼく自身も実家で飲んで食って寝るということを繰り返していました。新年はフグしゃぶなどをごちそうになり、森伊蔵となぜか遅ればせながらのボジョレーヌーボーで乾杯となりました。テレビはもっぱら箱根駅伝。紅白歌合戦も数分観ただけだし、格闘技にはチャンネルを合わせることさえしませんでした。
で何をやっていたかというとやっと「カラマーゾフの兄弟」の新訳版をせっせと読んでいたわけです。
新人類世代、しらけ世代と類型化された古い世代のぼく自身もやはり古典はまどろっこしくてページが進まない。しかし中盤からおもしろくなるという話を聞いていたので気合いで読み進めました。
まだ第3部が終わったところですが、これがなぜ完全小説と言われるか分かるような気がします。おもしろい！
まあ、そんな正月休みでした。
そういえばまだ初詣にも行っていません。これからスタッフみんなで近くの神社にお参りしようかしら。

どうも新年のご挨拶からノリで「ですます」調の文体になってしまいましたが、来週から通常版に戻る予定です。どうぞ今年もよろしく。