エコ度について - 代官山通信（蔡 俊行）

　木曜日。週刊文春と新潮の発売日。もう何年読み続けているのだろうか。たぶん20代の半ばくらいだからもう20年。長期で海外へ行っていても、現地の日本の書店でバカバカしいくらいの金額で買って読んでいた。外国でしばらく生活してみると分かるが、どうしても日本語の活字に飢える。なもんだからロケ等で外国へ向かうときは現地のコーディネーターや友人に週刊誌をおみやげにすると大変喜ばれる。
そんなこたあ、どうでも良かった。とにかく今朝コンビニでこの2冊を買ったわけです。そこでトートバッグを使っているものだから袋はいりませんと発したところ、店の女の子にエコですね、と誉められた。コンビニでまさか声をかけられるとは思わなかったので、すこしギョッとしたが、まあそう言われればそうかも知れない。エコだ。
コンビニを出て事務所に来る道すがら、自分のエコ度について少し考えてみた。
乗っているクルマからしてどうなのよという問題は置いとくまでもなく、こんなに二酸化炭素を排出している人間も珍しい。住居から何から何まで無駄だらけ。取り寄せも大好きだし、本も最近は通販とかで良く買う。
流行のエコバッグにしてもどんだけ家にあるのだろう。もうそこら中エコバッグだらけ。もらうにはもらうがそれを本来の用途で使ったことはなく、貯まっていく一方だ。先日のお休みの日、家の片付けをしていたとき、その膨大にエコバッグをどうしようかと真剣に悩んだ。思い切って捨てようかと。しかし本末転倒な気がしてとりあえず放置している。
ちょっと古いがエコ度を測るサイト。診断クイズというのがあるのだが。
ぼくの暮らしは地球5.6コ分。日本13.7コ分でした。