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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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2009.05.28

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 最近週刊や隔週刊などの定期刊行されるマンガ本を読むのが苦痛になってきた。以前は一気に数十分でざっと読んでいたのに、どうにも通して読む気になれない。なので好きなマンガを最初に拾って読み、後は時間があるときにちょびちょび読むという読書体系になってしまった。そのため読みそびれたマンガもたまにあり、次号が出てくると前後のつながりが不明で、そのままそのタイトルを読まなくなるということになる。

 なのでどんどん読むマンガタイトルが少なくなり、買うマンガ誌もどんどん減って、いまではビッグコミックと同オリジナルだけ。前者はもう草太のゴルフマンガしか読まないような状態なので、もうたぶん次号から買わないだろう。「C級サラリーマン講座」は大好きなのですが。

 いつの間にか週刊マンガ誌なのに作家によっては書いたり書かなかったりというスタンスが増えてきた。「バガボンド」とか「ひょうげもの」とか。以前ならモーニングはめくら買いしていたが(あえて不適切表現です)、そんな状態なので選んで買わなくてはならない。すると買わない週も出てくる→他マンガの筋が分からない→購買意欲の低下→で、買わなくなるという流れ。

 これはぼくだけの問題なのでしょうか? 同じように考えている人が広いこの世の中には数人いらっしゃると思うのだけど。

 いずれにせよ個人的には単行本しか読めない体になりつつある。最近は週刊誌もだんだん鬱陶しくなってきた。なんだか読めないんですよね。文章がヘタになっているのかこちらの頭がおかしくなっているのか、内容が頭の中に定着しないわけです、読みながら。理由は明らかに後者なんでしょうが。でも小説とかちゃんと長いものはしっかり読める。一体なんなんでしょうね。

 まあなんでそんなことを書いたかというと、近く「カムイ伝」を大人買いしようかななんて思っているです。飛び飛びで読んだこの物語をきっちり通巻で読みたくなった。三国志もそうですが、長いものを一気通巻で読む醍醐味にどうやらはまっているみたい。

 これです。

Comment: 1

ありますね。
少年サンデー・ジャンプはもう長らく何を読んだらいいのかわからず、
マガジンは辛うじて「はじめの一歩」だけ読んでいましたが、
今回のストーリー辺りからさすがにもうどうでも良くなりました。
あの人気作家を交代で休載させて保たせる手法は
いつからアリになったのかわかりませんが、確実に購買意欲をさげますね。
卵焼きが入っていたりいなかったりするものを同じ幕の内弁当とは思えませんから。
ただモーニングだけは看板作家より、中堅作家の方が充実しているので、
まぁ、めくら買い(あえてです。)出来る気がしています。
ただ商業ベースの宿命とは言え、引き際を見誤り駄作になるマンガの多いのは本当に残念です。

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