You've got a friend - 代官山通信（蔡 俊行）

　ずっと天気がいいとされていた連休でしたが、関東地方の後半は雨でしたね。しかも気温も低くて不快でした。５月なら５月らしくさっぱりと晴れて欲しいですね。

　体調はなんとか復元しました。お騒がせでした。不調を引きづったまま神戸へ行き、姫路城などを見学して帰ろうとしたところ、ものすごい行列で3時間以上かかると言われすごすご引き返してきました。次回リベンジです。ええ、最近ちょっとした城ブームが自分の中で盛り上がっています。

　ちょうどその神戸行きに関して乗り換えを原宿駅で行ったのですが、年始の初詣の如き混雑で立ちくらみがしました。JR原宿駅のホームから地下鉄明治神宮前駅に接続するだけでも10分くらいかかったのではないでしょうか。どれもこれもあのファストファッションが原因ですかね。

　その行き帰りの楽しみとして期待していた三国志ですが、３巻がどうしても借りられず、4、５と手元にあるにかかわらず全然読めませんでした。いやもう買えって話なのですが。変わりにいくつかの日本人作家のミステリーを数冊と重松清さんの作品を数点。

　やはりミステリーを書くのは体力勝負だなと思います。日本の作家もとてもいいのですが、やはりアメリカ、イギリスの作家に較べると体力で落ちると思います。ずっと思っていることです。体力がイコール作品の軽重・おもしろさに直結するというわけではありませんが、シンプルにそう思います。

　重松清。新幹線で手ぶらだったので駅書店で文庫の「きみの友だち」（新潮社）を購入し、読みました。やはりいいですね、この人。昔の友達に会いたくなりました。