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流血映画恐怖症
2011.06.20
年をとるといろんなところが悪くなる。目や腰、膝の関節、最近では指の関節まで痛い。といってもまだまだ若いのでたいしたことはない。しかしトラブルさえなければ平均寿命的にこの先30年近くは生きそうである。これ以上悪化するとなるとちょっと不安。
加齢とともに悪化するのは何も体調だけではない。いろんないわゆるフォビアと呼ばれるものもそうだ。日本語で言うと恐怖症ということになるのかな。小さい頃はまったく平気だった高いところとかもう完全に無理。スカイツリーの開業が来年に控え、盛り上がり気味であるが、まったく興味の外。ちなみに来年の開業初年度は、登るために予約が必要だそう。どんだけ人気なんだか理解はできるが、それとこれは別。
さらに苦手になったものはスプラッタ系の映像。とにかく痛そうな画と血に弱い。血がドバーッと出ているところを見るともうダメ。最近、テレビのドキュメンタリーでも手術シーンとかが放送されるが、ああいうのもほんと無理。始まると目を背けるというより、チャンネルを変える。なので恐怖映画とかもさっぱり観なくなった。どちらかというとこういう脅かし系の映画は子供の頃から苦手ではあったのだが。
しかしこのところ、そんなややスプラッタ系の映画を立て続けに観た。今年の初めだったかに観た「ぼくのエリ 200歳の少女」。そしてそれがそのままハリウッドでリメイクされた「モールス」。ともに控えめなスプラッタムービー。
控えめだからかどうか分からないが、なんとか楽しむことができた。「モールス」は配給会社の好意で試写で観せていただいた。なのでこれからの劇場放映。
この映画はどちらもとてもいい。万人には勧めないけど、ぼくの映画友には熱心に勧める作品。
で調子にのって、昨日「127時間」を観劇してきた。
無理だった。一部のシーンでは完全に目を閉じて音だけ聞いてた。というか耳も塞ぎたかったが、隣後の観客に気づかれるのが癪なのでそれはできなかった。
それにしても極限状態に追い込まれると人はそこまでのことをやってしまうのだね。
そして昨夜、DVDの「ザ・ロード」を遅ればせながら観つつ、その思いを強くした。
ちなみに「ザ・ロード」に出ている子役のコディ・スミット=マクフィーが「モールス」のもうひとりの主役。
ぼくのエリ 200歳の少女
モールス
ザ・ロード
127時間
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