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ラジオスターの悲劇
2011.08.09
新発明やテクノロジーの進化によって取り残される人たちというのは必ずいる。目の前のことをコツコツ真面目にやっていても、時代の潮目や未来を予測しないでいると不幸な目に遭ってしまう。最新と言われた技術や発見も時が立てば陳腐化し、廃れていく。
ポラロイドカメラのフィルムが生産されなくなって数年になる。Impossible が頑張ってくれて手に入るようになったが、これが成長産業でないことは明らかだ。
しかしポラロイド特有のコントラストの強い発色、あまいピントとボケ味のファンは多い。デジカメで撮った写真をわざわざポラロイド風に仕上げるアプリケーションなどもPC、スマフォ用にいろいろある。写真加工ソフトをうまく使ってもそれなりに仕上がる。技術が進歩し、そんな味わいがほぼ再現できるようになるとInpossibleはどうなるんだろう。それとぼくの手元にあるポラロイドカメラ実機は?
橋はフェリーを駆逐し、飛行機は長距離旅行者をバスや鉄道から奪い、情報通信革命はホワイトカラー労働者の職を簒奪しはじめている。
タイトルはバグルスの1979年の名曲。テレビの出現により職を奪われた歌手のことを歌ってる。
CDショップのWAVEが破産したという。なんかせつない。
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