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青野賢一ビームス クリエイティブディレクター / ビームス レコーズ ディレクター「ビームス創造研究所」所属。選曲・DJ業、執筆業。音楽、ファッション、文学、映画、アートを繋ぐ。www.beams.co.jpshop.beams.co.jp/shop/records/blog.beams.co.jp/beams_records/

小径逍遥、再び。

青野賢一
ビームス クリエイティブディレクター / ビームス レコーズ ディレクター

「ビームス創造研究所」所属。選曲・DJ業、執筆業。音楽、ファッション、文学、映画、アートを繋ぐ。
www.beams.co.jp
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No.9 文庫本

2009.10.09

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先日、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSにて
トークショーをやらせていただいた。

30冊の本に、それぞれ相応しいCDを
30枚選んで紹介するというこの企画、
思いのほか準備作業に時間を要したが、
再度、様々な本を読み返すいい機会となったことも
間違いのないところだ。

基本的には、現状入手可能な本とCDの中から選んだので、
当然、文庫本の比率が高くなっていった
(当初ハードカバーで出版されていたものも相当数文庫化されているので)。
そこで、自分がかつて(それは高校生や大学生の時)
文庫で入手していたものを引っ張りだしてみることとなったわけだが、
現在発売しているものと、表紙が違っているものが多数あり
少し驚いた。


購入してから久しく経っているものばかりだから、
と言ってしまえばその通りなのだが、
いわゆる「名著」と呼ばれているものでも
相当雰囲気が変わってしまっていた。
少し、寂しい気がした。

しかし、
改めてかつて買った文庫を見直すと
いろいろ買っていたなぁ、と感慨深いものがある。
このところ、若い頃に文庫本で読んでいたものを
ハードカバーの初版で買い直したりしていたが、
また文庫本にも触手が伸びそうだ。

Comments: 2

イベントにはお伺いできなかったので、どのような本を推奨されたのか気に掛かります。
CDとの関連性で選ばれたとのことなので、純粋な「自選本」ではないのでしょうが、それを踏まえてなを、お勧めは?

BoogieNightsさん

コメントありがとうございます。
今回はまず自選の書籍を決めて、その後CDを選びました。
武田百合子『ことばの食卓』なんかをピックアップしています。
現在、渋谷のパルコブックセンターで
川上未映子さんがセレクトしたコーナーを設けていますが
そことの重複も結構ありました。

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