宮門ハーレーを買う。 - 編集Hブログ（平野正樹）

今週はひさしぶりのクルマの撮影。
フォルクスワーゲン略してVW新型車試乗会に行ってきた。
場所は伊豆の山奥のワイナリー。かなり遠い。
撮影をお願いしたのはかれこれ8年くらいの付き合いとなる宮門という男で齢40の独身だ。
この男が40歳の記念に、突如自分と同い歳のハーレーを買うと言い出した。
言い出したってゆーかもう買ったと。正確には注文してるらしい。
ハーレーのことはよう知らんけど、68年式と限定して探すのは結構大変らしく、
まずはバイク探しと、この先ずっと世話をしてくれるショップを探したそうだ。
最終的に5軒に絞って、ひとつずつ訪ねていって熱い思いを語ったっぽい。
で、最終的に決めた店が、家の近所だったらしく、近いからとかそんな理由じゃなくて
1人で切り盛りしてる店主に兄ちゃんがすごい良かったらしい。
家の近所で信頼できる店をみっけられるなんて、バイクとかクルマが好きな人
なら分かると思うけども、これは結構奇跡的でミラクルに近い。
大概はそういうマイスターは遠くにいるものですよ。それが10分かそこらの近所。
しかもよくよく話を聞くと、その店の店主の兄ちゃんは、宮門さんも知ってる
ヒラノの元の先輩と幼なじみで、お店はUSの植村さんもバイクを出してるとこらしい。
宮門がハーレー画像を物色してて、なぜか植村さんのブログに行き着いたとか。
「幼なじみ」も「植村さん」のキーワードも知らずに、その店にたどり着いて
しかも家の近所。これはミラクルですよ。ホントーに。
その同い歳のハーレーが手元に来るのは1年とかそんぐらい先。
すでにローンを払ってるらしいけど、本人やっぱりノリノリで、取材帰りの
高速でハーレーのDVD見してくれた。40歳独身でハーレーねえ。うらやましいぜ。

取材車両はVＷのティグアン。小型のSUVで欧州では馬鹿売れとか。
360万という安値なので、日本でも売れそ。
値付け間違えてるのかと思った。お買い得。

宮門。長い付き合いだけど、朝イチの一言は決まって
「具合悪りー」。ボルボのAT載せ替えた瞬間に
エンジンに水が入って廃車にしたり、買ったばっかりの
ロードスターを人に貸して目の前で事故られたり。
ついてない人生を歩むオトコ。このハーレーで
運気変わるといーね。