紙飛行機で宇宙旅行。 --ものについて。時々酒と、下ネタと。--
Ray and LoveRock
「写真を撮る人」
Ray and LoveRock(れい あんど らぶろっく)写真を撮る人、ファッションエ ディターでもある人。フツウの人ではありますが、生きることはどちらかという と下手です。文章もロックンロールしていければ良いなぁ。「ものや写真、少し はカルチャーのことなんかを書いていきたいですが、お酒のこと、下ネタも好き なんで、お付き合いください」
http://blog.livedoor.jp/rayandloverock/
腕、白き少年たちへ。
2012.05.07
休みだからといって、どこか遠くに行きたいけれど、知らない町を歩いてみたいけれど、なぜかご近所か、電車で4、5駅も行けば、思えば遠くへ来たものだと思うくらいの簡単単純な脳を持っているからして、結果的にはどこにもいかない休日を過ごしていることが多い。はっきり言ってしまえば、休みの日など、ただグダグダなわけである。
とはいえ、遠くに行ったから面白いことだらけで、近いからつまらないことだらけといったことばかりではない。
ぶらぶらしていると、それなりに犬も歩けば棒に当たるわけで、ぼくだって「わんぱく相撲」に当たるというものである。
いや、マジで。
http://www.wanpaku.or.jp/index.html
まあ、驚いたね。わんぱく相撲。ぼくだって「わんぱく」だと、いまだに思っているけれど、わんさかといるのね。わんぱく。わらわらわら、上半身裸のわんぱく。
話は逸れるけれど、いったい何なんでしょうね、わんぱく???
いま、簡単に調べてみたんだけれど、「腕白」だったのね。はじめて知ったわ。読者のみなさんご存じでしたか??? ぼくは知りませんでした。って、ボケ老人のごとく2度いってみるくらい知らなかった! 腕が白い子のこと言うんだね。
いや、黒くても良いらしいんだけれど、どうやらぼくの思う、わんぱく感と、本来の腕白は微妙にずれているようだ。
意味は暴力がひどい、手に負えない子らしい。
ぼくの勝手な意味合いとしては元気がちょっとばかり余っている、やんちゃな子くらいなイメージだったのだけれど。
言葉の意味は時代によって移り行く儚いものでもある。
そして、腕白をわんぱくせしめた偉大なるお言葉があった。
「わんぱくでもいい」
あ! このあとを忘れてしまった???
健康に育ってくれれば、だっけ?
みなさんハムのCMです。知りたい方はググってみてください。ごめんさい。
このコピーライトによって、「腕白」はマイナスイメージからプラスのイメージに変わっていった気がしてならないし、プラスイメージが市民権を得たコマーシャルでもあったと思うのだが、いかがなものか!?
話はずいぶん逸れまくったわけだけれど、「わんぱく相撲」である。
こちらもずいぶん市民権を得ているのだなぁ、と感心しきり。
まず驚いたのが「まわしパンツ!」。
「まわしズボン」といっても良いかもしれないのだけれど、まあ、体操着の下だな。あれに極太のベルトループが着いていて、まさにまわし。ザッツまわしというにふさわしいベルトが着く。みんな同じものを穿いているから、わんぱく相撲の指定のまわしパンツなんだと思われる。ちゃんと大量生産されているくらい、このまわしパンツ、ポピュラーなんである。
そろそろ、まわしパンツ、来るかもしれないなぁ。どこか男性誌で特集でも組まんかね。もしくは、エディあたりがまわしパンツに注目して、春夏の目玉にしちゃうとか。
インパクトは十分あるね。あのまわしベルト。
会場で、さらに驚いたのが、テーマソング。
スタッフに訊いてみると、「ファイト! ザ・わんぱく相撲」というタイトル。
さっきから耳から離れなくなっているし、もう、永遠のループみたいに、「ファイトぉ、ファイトぉ、おうおう、ファイトぉ、ファイトぉ、おうおう、わんぱく相撲~♪」というメロディが聴こえる。
これが結構脳みそにくるんだな。
阪神タイガースの応援歌に似ていて、メロディも悪くない。つーか、べたべた。
そんなわけで、自分でもローンチするときはまず、テーマソングだな、と思ったしだい。
最後まで書いていて、思い出す。
「わんぱくでもいい、逞しく育てば」じゃなかったっけ?