ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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THE ORIGIN LEVI'S
2011.10.05
久々のめーあーなり。
雨ってホント、うざい!
昼飯に外に出るのや、銀行に行くのも億劫になりますよね。
しかーし!!
そんなむかつく雨を、吹き飛ばす勢いのビッグ・アイテムが本日登場です。
US 2011 FALL STYLEの中で自分、UEMURAが着用しているのを見て
その存在が気になってる方もいらっしゃったと思いますが・・・・。
本日、遂に、LEVI'S USAのVINTAGE LINEが入荷となります。
数あるLEVI'S 501 VINTAGE SERIESの中でもアスが注目しピックアップしたのが
その、501の長い歴史の中でも特に人気のある40'sから60'sにかけての
ゴールデン・トリオで御座います!
そして、個人的に一番大好きな50'sの501を光栄にも自分が紹介致します。
まずはジーンズの顔とも言える、バックヨーク部に鎮座する紙パッチ。
この50's中盤の時代は、既に主流だった革パッチが世の中から姿を消し
リーズナブルで経年変化を受けにくくコストの低い紙に移行した時代です。
そして、特筆すべきはこのレプリカ版の紙パッチの出来の良さ!!!
僕は一応、オリジナルの紙パッチのXXも所有しているのですが
マジでほぼ寸分違わない程の出来栄えになっています。
穿き込んでいき、紙パッチだけを見比べたら
本物もレプリカも見分けが付かないレベルです。
やはり、本家LEVI'S USAが生産しているだけあって勿論MADE IN USA。
更に細部のディテールも抜かりなく忠実に再現されております。
まずは、王道の隠しリベット。
そして、フロントボタン下に入る、Vラインを描く意味不明のステッチ、
ベルト芯上部のシングルステッチ、
コインポケットの内側に配されたセルビッチ等、まさに完全復刻を実現。
世界にVINTAGE JEANSのレプリカは無数にあれど、本家だけが使用できる
伝家の宝刀、アーキュエイト・ステッチも勿論健在!!
すらっとカモメ型のステッチが入るだけで他の追随を一切許しません。
フラッシャー一つをとっても、本当に忠実な仕事がなされておりますね~、
このVINTAGE SERIESは・・・・。
隠しリベットを採用していた、最後の方の年代である為
補強の隠しリベットの存在を強くアピールするデザインになっています。
THE RIVET'S STILL THERE=まだここにリベットはありますよ!!
何と!
ギャランティーチケットのフレーズもしっかりと忠実に再現!!
このFOR OVER 100 YEARSの意味はリーバイスが1850年に創業してから
この製品は100年後に作られましたと言う意味。
よって、1950年代に作られたと言う証にもなります。
さて、長々とディテールの詳細を語った後は気になるそのシルエット。
1950年代の501を忠実に再現しているだけあって若干太めの男らしいラインを
しております。
股上も現行のモデルよりは気持ち深く作られているので、より無骨な印象を受けます。
デニム自体も当時のオリジナルが使用していたコーンミルズ社のデニムを
採用しているので、深く濃い目のインディゴが物欲を駆りたてます!
んんん~~~~、、個人的にも超欲しい。
やっぱり、何と言っても本家には勝てないよね~と叫びたくなるバックシャン!!
このアーキュエイトステッチはやっぱ永遠だわ・・・・・。。。
いわゆる、ヴィンテージ・デニム世代の自分にとっては
当時手が出せなかった、オリジナルの代わりに
泣け無しの大枚を叩いて買っていたのがこのレプリカと呼ばれる
ジーンズでして・・・・。
毎日のように穿いて、本物みたいに育てるのが若い時の一時期の夢でした!
超懐かしいなぁ~。
UEMURA
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