DISCOVER LEVI'S® リーバイス®のモノ・ヒト・コト。
2014.01.17

〈リーバイス®〉ほど普遍的なブランドはあるだろうか。ブルージーンズを生み出してから140年という歴史、時代背景と密接に関わりながら進化を続け、誕生した名作の数々、その永き伝統というDNAを受け継ぎながらもモダンにアレンジされた最新のコレクション。なぜ、〈リーバイス®〉だけがジーンズのリーディングブランドであり続けられるのか。そのプロダクト、穿くヒト、そして新たな取り組みなどから今、改めて考えるオリジンの魅力について。
Photo_Ai Ezaki
Text_Shuhei Sato
Edit_Hiroshi Yamamoto
大北幸平 ヴァイナル アーカイブ デザイナー
静かで堅実な物作りを続けることで、徐々にではあるものの着実にファンを増やしているブランド〈ヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)〉。そのデザイナー・大北さんが青春時代に最も愛用していたのが、〈リーバイス®〉なのだと言う。
「当時は古着ブーム真っ直中でしたからね。501®はもちろんのこと、XX(ダブルエックス)にビッグE、いろいろ穿いてきました。ただ、初めて買ったリーバイス®は、ジーンズではなくコーデュロイの517なんですよ。『FINE』か『CHECK MATE』でチェックして、コレと決めて買いに行った記憶があります。サーフスタイルが流行っていた頃で。ネルシャツにスリップオンを合わせたりして」
信頼の置けるブランド、それがリーバイス®。
本日は〈リーバイス®〉の「Classic」シリーズより、美しいテーパードが特徴のスリムフィット「511」をチョイス。ちなみにこのモデル、大北さんの物作りに対して変化を促した思い入れ深い品番なのだそう。
「僕らのようなストリート育ちのインディペンデントなブランドのなかで、かつてスキニーは御法度的な風潮があったんですよ。そんななかジーンズの王道であるリーバイス®が、このモデルをリリースしたことで、吹っ切れたというか。リーバイス®が出しているのなら、僕らもアリだろうと。それだけ信頼の置けるブランドですからね。以降、穿くことも、作ることも躊躇しなくなりました。実際に511は何本も持っていますし。ストレッチが利いていて、とにかく穿きやすいんですよ」
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