05.スケートショップ界隈。



バンジャマン リコメンドの老舗ショップ。
フイナム スケートボード クラブでいうところの第2回開催、ショップ編に登壇してもらったファブリックやファットブロスのようなスケートショップなのかな。店長と話しながら、アイテムを見渡せる。キュッとしている感じ。
なんでも比較、当てはめればいいというものでもないけれど、バンジャマンと訪れたパリのスケートショップは、そんな雰囲気が漂っていた。ひとつは、今最もパリでアツいスケートスポット、リパブリックからプッシュですぐのところにある15年続くスケートショップ「Nozbone」。
ここはスケーター・ファーストを心がけていて、17人ものスケーターをスポンサーしている。最新ギアやスケート人気にあやかったカスタマーにも良い感じの対応と品揃えを心がけつつ、コア層のスケーターからも高い支持を得ている。
もうひとつは、もうすぐ9年目を迎えるスケートショップ「VEGA」。元々は、ルマンでショップをスタートさせて、若くして一財産を築いたオーナーが、パリではじめたショップ。ここのモットーはハイプではなくリアルなスケートショップであり続けること。バンでツアーしたりショップのオリジナルビデオをつくったりするのも、話題性のためではなくシーンとスケーターのためにキープオンしている。
その他には、アパレルラインが充実している人気ショップ「DAY-OFFやSUPREME」も点在している。それと、パリから4時間ほど離れたルーアンの「BUD」にも行った。ここは、かつて、〈VANS〉チームで来日したこともある人気スケーターバスチャン・サラバンジのホームショップ。
とにかくよく喋る店長が、ルーアンのストリートスポットをいろいろ教えてくれる。ジャンヌ・ダルクの終焉の地として世界的に知られる古い街だが、店長にとったら、最高のストリートスポットのようだ。



アメリカはもちろんだけど、パリのショップも必ずショップオリジナルと地元ブランドのデッキをメインにラインナップ。おらが街のモノを推す。地産地消とでもいうのか、スケートが持つそんなそんなマインドセットが良い。