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衣食住! 2020年夏いま欲しいモノ・カタログ。25選
HIP ITEMS CATALOG 2020 SUMMER

衣食住! 2020年夏いま欲しいモノ・カタログ。25選

ボクらの生活を一瞬にしてガラリと変えてしまった新型コロナ。働き方はもちろん、コミュニケーションの取り方、遊び方、はたまた時間の使い方に至るまで、これまでの常識をスパッと一刀両断、その影響は広がっています。こんな時代でも変わらないのは三大欲求とブツヨクくらいなもの。突然すぎるニューノーマルが求められ、フラストレーションが溜まりに溜まっているいまこそ小さな贅沢してみませんか? 服、雑貨、家電、食べ物、ゲーム…、フイナムが自信を持って選んだ25点。この夏の特別なショッピングが疲れ切ったあなたの心を癒してくれるはず。

11 MARNI
マルニのニットベスト
¥81,000+TAX

今年5月、フイナムの連載「憧れの逸品」で紹介した〈マルニ〉のパックT。普通パックTといえば、無地がセオリーですが、〈マルニ〉はカラフルなボーダーを提案。さらに常識の上を行くかの如く、すべてボーダーもカラーもバラバラときたからびっくりです。そもそもこのブランドといえば、数年前、クリエイティブ・ディレクターにフランチェスコ・リッソが就任、これまでのブランドの世界を発展させ、エレガンスとストリートが交差する実験的なアプローチでファンの心をしっかり鷲掴みにしています。そんな〈マルニ〉からピックアップしたのがニットベスト。ドロップショルダー気味のゆったりとしたシルエットに特徴があり、オーバーサイズの無地Tと合わせたら最高のコンビになるでしょう。ひっくり返すと、背面にはインターシャ編みで表現した、大地を照らすUFOのイラストがお目見え。こういったユーモアあふれるところにも一筋縄ではいかない〈マルニ〉らしさをヒシヒシ感じることができるんです。

マルニ 表参道

03-3403-8660
オフィシャルサイト

12 cado
カドーの空気清浄機
各¥19,818+TAX

家電メーカー各社が参戦し、群雄割拠凌ぎを削る空気清浄機のマーケット。しかし、どれも据え置き型の似たモノばかり。そんな市場にあらわれたのが〈カドー〉です。なんとなんとこちら、500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさのポータブル仕様。ちょうどドリンクホルダーに収まる形だからクルマはもちろん、外出先にも持ち運べちゃう優れモノなんです。清浄力が弱いんじゃないとお考えの方、ノンノンノン。ニオイ、ホコリ、花粉、PM2.5を除去する高性能フィルターを搭載、上面の縁をできる限り狭くして空気の放出量を増やし、循環効率をアップしました。しかも、LEDライトを内蔵しているのでテーブルランプとしても使用可。まさに一石二鳥とはこのことで、読書ができるくらいの明るさは確保されています。持ち運ぶことを踏まえ、USB充電の仕様になっているところもポイント。三色揃ったこのミニマル極まりないデザインもいいじゃないですか。実はこのメーカーにはポータブル加湿器も。こちらも一緒に説明したいのですが、そろそろ字数がマックス、そちらの話はまた今度。

cado

0120-707-212
オフィシャルサイト

13 Giorgio Armani
ジョルジオ アルマーニのサングラス
¥50,800+TAX

夏のファッションに欠かせないモノといえばサングラス。誰でも知ってる定番ブランドから新進気鋭のブランドまでひしめき合うサングラス戦国時代のなかでも、あえて一風変わった〈ジョルジオ アルマーニ〉の新作にフォーカスしました。デザインのヒントになったのは “メイド トゥ メジャー”。ブランドの十八番であるスーツのオーダーメイドをサングラスに当てはめようっていう試みです。どういうことかというと、こちら1本で3通りの使いかたが楽しめるんです。ベースはメガネで、そこに重ねづけできるクリップオンのレンズが2枚もついた優等生。しかも、クリップオンは引っ掛けるタイプではなくマグネット式だから着脱が超簡単なところも嬉しいポイントです。まさにシンプルななかにもギミックのきいたデザインは〈ジョルジオ アルマーニ〉ならでは。これだったら普段メガネという方でもすぐサングラスにトランスフォームできる掟破りの一本です。このブランドが “メイド トゥ メジャー” に込めた思いは半端じゃありません。

ルックスオティカジャパン カスタマーサービス

03-3514-2950

14 IIDAYA
飯田屋のフライパン
¥25,000+TAX

新型コロナの感染拡大を受けて、4月から5月に掛けて発令された政府の緊急事態宣言。異例中の異例といえる外出自粛を求められたこの期間、料理に目覚めた男性も多いと思います。いわゆる料理男子ってヤツですね。一度こだわり出すと、食材はもちろん、調理器具も良いモノを揃えたくなっちゃうのが男のサガ! そこでまずは料理の基本のキであるフライパンにこだわってみるのはどうでしょう。ご紹介するのは、そんじょそこらのフライパンじゃございません。大正元年創業、日本一の道具街・東京浅草合羽橋に店を構える「飯田屋」の名品「エバーグリル」です。この老舗が5年の歳月をかけて生み出したフライパンは最もゆっくり食材に熱が伝わるステンレス製。厚さ3ミリの超極厚の一枚で焼き上げるステーキは、中はジューシー、外はカリッと美味しく仕上がる魔法の道具。「プロの味を家庭で再現」とは良く言った名文句ですが、まさしくこの言葉に二言はありません。しかも、ガスとIHの両方に対応! サイズは大きすぎず、小さすぎない26センチです。このズシっとした重さを感じれば、「飯田屋」のマジな気持ちが伝わってくるはず。「エバーグリル」で火を操れたら一人前の料理男子です。

飯田屋

03-3842-3757
オフィシャルサイト

15 HERILL
ヘリルのリネンショーツ
¥45,000+TAX

いまの時季、クローゼットに必要なモノといえばショーツ。とは言っても、梅雨明け間近の7月下旬、何を買っていいのか分からないとお嘆きの方にオススメしたいのが〈ヘリル〉です。ご存知ない方も多いと思いますが、こちらは昨年スタートしたばかりのユニセックスブランド。カシミアを贅沢に使ったデビューコレクションが目の肥えたバイヤーたちの目に止まり、この春夏、さらにレベルアップしたコレクションを発表しました。こだわりにこだわり抜いた商品群でイチ押しなのがこちらのショーツです。いまの気分に合うワイドシルエットで仕上げた一着は、太番手のリネンの糸を厚手のキャンバスに織り上げた生地を採用。ショートパンツに良くある子供っぽさは皆無、独特なタックの入れ方も含め、どちらかというと玄人好みかもしれません。トップスには同じくオーバーサイズの白Tが間違いなくハマると思います。ショーツをお探しの方、まだ間に合います。いまはギリギリ黄色信号、梅雨が明けたら赤信号ですよ。

アンシングス

03-6447-0135
オフィシャルサイト