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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.4 久保光博
HOUYHNHNM SNEAKER RELAY

スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.4 久保光博

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の石川涼さんからの紹介で、セレクトショップ「GR8」代表の久保光博さん。特に気に入っている6足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

 

05:adidas_P.O.D. System SPECIAL EDITION AKIRAのバイクをイメージした非売品。

ー 続いて、この〈アディダス〉のシューズ。これ、初めて見たのですが、どういったものですか?

久保:〈アディダス〉のドイツ本社に招かれた際、特別に作っていただきました。市販はされていません。

ー 箱もご自身の写真入りの特別仕様になっていますね。そもそもどういった経緯で〈アディダス〉の本社に行くことになったのですか?

久保:世界各国から人を招いて〈アディダス〉のことを深く知ってもらうツアーが組まれたとき、ぼくは日本代表のひとりとして選ばれて。〈アディダス〉の歴史についてレクチャーを受けたり、通常は入れないサンプルルームに入れてもらったり、歴代のスニーカーのアーカイブを見せてもらったり。その最後に「記念にスニーカーをつくりましょう」ということになり、これをつくりました。

ー どういったコンセプトでデザインしたのですか?

久保:日本人といえばAKIRAでしょ、ということで、AKIRAのバイクをイメージしました。AKIRAのバイクは前輪と後輪が離れているのが特徴です。そのイメージで、ヒール部分を思いっきり後ろにずらしました。当時の〈アディダス〉は「P.O.D. System」というシューズを打ち出していて、それがベースになっています。〈アディダス〉の本社の方たちはとても気に入ってくれました。

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