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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.6 加賀美健
HOUYHNHNM SNEAKER RELAY

スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.6 加賀美健

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の西本克利さんからの紹介で、現代美術作家の加賀美健さん。最近特に気に入っている5足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

 

モノは捨てない派。だから増えていく一方。

ー 加賀美さんが今回挙げてくれた5足は〈ヴァンズ〉の「オーセンティック」と〈コンバース〉の「オールスター」のみ。よっぽどお好きなんですね。

加賀美:すいません、全部似たようなものばっかりで(笑)。持っているスニーカーは〈ヴァンズ〉と〈コンバース〉がほとんどなんです。

ー 一般的なスニーカーフリークとは視点が全然違って、むしろ興味深いです。ちなみに、一般的にはボロボロになるまで履き込んだら捨ててしまう人が多いと思いますが、加賀美さんは捨てないんですか?

加賀美:ぼくはスニーカーに限らず、モノは捨てないタイプ。だからどんどん増えていく一方です。この5足はそれなりに履き込まれていますが、実はまだマシなほうで、もっとボロボロなのが家にたくさんあります。

ー その日に履くスニーカーはどうやって選んでいますか?

加賀美:意外に思われるかもしれませんが、その日の服装にあわせて選んでいます。他人からしたら、どうせ汚いんだからどれを履いても同じだろ、と思われそうだけど。

ー たしかに。でも、冒頭でおっしゃっていた「真新しいピカピカなスニーカーが苦手」というのは、ちょっとわかる気がします。さて、話は尽きませんが、そろそろお友達を……。

加賀美:この連載、ずっと男性が続いているんですよね? 女性を紹介します。〈ジャーナルスタンダード〉の内藤有希さん。いつもかわいい格好をしているので、ぼくとは違ってお洒落なスニーカーをいろいろ挙げてくれると思いますよ。

ー それは楽しみです。今日はありがとうございました!

PROFILE

加賀美健
現代美術作家

1974年生まれ。東京都出身。ドローイングや彫刻などの作品をリリースし、国内外問わず多数の美術展に出展。アパレルブランドとのコラボレートも積極的に行ない、自身が運営する代官山の「ストレンジストア」では、自作のTシャツなどグッズ類を展開している。
Instagram:@kenkagami

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