気心知れた友達のような夫婦。

PROFILE
アットホームな雰囲気と高いカット技術で訪れるひとを魅了するヘアサロン「ヘブンズ表参道」にて店長とプレスを兼任。100足以上所有するスニーカーフリークでもあり、自宅のシューズボックスにはレアモデルを含めた “お気に入り” が山積みされているそう。
Instagram:@seratasouta
アクリル画を中心に看板、宣伝美術、ウィンドウなど、ベースとなるキャンバスを選ばずに、いまの気分を反映した絵や文字を落とし込むアーティスト。ここ最近は家族との思い出、雄大な自然をはじめとする、生まれ育った北海道をバックボー ンにした作品を手がけている。
Instagram:@izumidalee
ー まずお二人の馴れ初めから聞かせてください。
イズミダ:私が「ヘブンズ表参道」のお客だったんです。
世良田:第一印象はとても感じが悪かったんですよ。特に予約もなくフラッと来て、カット中にずっとスマホでゲームしてましたし(笑)。
イズミダ:ヘアサロンではよく寝たふりとかしてて。それくらい髪を切りに行くのが嫌いだったので。
ー その出会いが6年前だったんですか?
イズミダ:そうですね。共通の友人がたくさんいて、よく一緒に飲みに行くようになって。出会ってから4年くらいはずっと友達だったんです。

ー そこからお付き合いがスタートして結婚されたんですか?
世良田:結婚する少し前から付き合うようになったんです。だから、友達だった期間のほうがまだ長くて。
イズミダ:私の性格が少し変わっているので、気心が知れた友達と結婚するのが一番だと思っていたんです。いまでも友達のようにとても仲がいいんですよ。
ー お互いの尊敬するところは?
世良田:仕事に対して常に一生懸命ですよね。それでいて、ぼくへの思いやりも忘れませんし。
イズミダ:彼は私の行動をすべて受け止めてくれるんです。例えばいきなり「明日からキャンプ行ってくる」と言っても、出張で月の半分くらい不在にしてても、特に怒ることがないんです。あと、よく家のカギを失くすことがあるんですけど、普通ならマジギレされますよね?それも受け止めてくれるんです。

ー 怒らないのはイズミダさんに対しての優しさからですか?
世良田:叱るとお互いにイヤな気分になってしまうじゃないですか。彼女の性格をちゃんと把握しているつもりなので、絶対に怒ることはないんです。