着ぶくれ手帖
金子恵治のこの頃の愛用品

シンプルさに漂うほのかなエレガンス。

「アクセサリー類は、シンプルななかにちょっとしたエレガンスを感じるものが好きです。ベルトはヴィンテージのバックルを使ったものづくりをする〈ロザリアプロダクト〉のもので、シルバー925の〈ティファニー〉のバックルに上質なシボ革のベルトがつけられています。結構頻繁に使っているんですけど、革の劣化もあまりないし、なにより無骨すぎないムードが気に入ってます。時計は〈カルティエ〉です。70年代につくられたタンク コレクションの1本。ケースは18金で、文字盤には通常“SWISS MADE”と書かれているんですが、これには“PARIS”と書かれているところも気に入ってます。どんな服装にも合って、正統派にも、外しにもなる万能なアイテムです。ブレスレットは〈クロムハーツ〉で、シンプルすぎず、主張しすぎないちょうどいいバランスのものがなかなか無くて、ようやく出会ったアイテム。これ1本だけつけていても、ちゃんと成立するところが気に入ってますね。デザインは、ペーパーチェーンっていう、パーティのときに折り紙とかで部屋を飾りつけるときの装飾がモチーフになっています。22金でしっかりと重さを感じられるところも魅力的ですね」