ライブに、フェス飯。お酒に、ライブ。

急ぎ足で向かったSUN STAGE。楽しみにしていたnever young beachとのご対面と思いきや…..。
SHUTO: 会場に着いた瞬間、「ありがとー!」ってMCが聞こえて。これから始まるのかと思ったら、終わりの曲でした(笑)。
TAKA: のんびりしていて間に合わなかった……。でも、ラストの『明るい未来』が聴けたからよかったです(笑)。
気を取り直し会場を見渡してみると、静岡ならではのつけナポリタンや海鮮丼、タコスにスパイスカレーなど、多彩なフードの出店が。朝から何も食べてなかった2人は、富士市にお店を構えるソウルミュージックバー「PIPS」のタコスをお昼ご飯にチョイス。普段なかなか味わえない地元の人気店やご当地のグルメを一度に、そして音楽を聴きながら堪能できるのもフェスならではのポイントです。

TAKA: うまッ! 外で食べると美味しさが段違いですね。
SHUTO: なかなか食べられないその土地ならではのグルメがあって、やっぱりフェス飯はたまらないです。冷えてきたから、温かいものも食べてみようかな。



お腹が一杯になったら、次はやっぱりお酒。群馬県桐生市にある「ファークライ ブルーイング」のクラフトビールをグイッと飲んで、もうすぐ始まる折坂悠太さんのライブに向けてテンションを上げていく2人。野外、ビール、音楽、これが揃えば最高以外のなにものでもありません。


そうこうしてるうちに、折坂悠太さんのライブの時間。バンドを率いて登場したこの日は、『抱擁』を皮切りに未発表曲をおりまぜながら、会場を心地いいムードに包みます。そして後半は、『坂道』『逢引』などの人気曲を披露。静かに聴き込むそれまでとは打って変わって、飛んだり跳ねたり手拍子したりと、オーディエンスが一体となって楽しむ光景が広がっていました。

TAKA: 気持ちよかったです。折坂悠太さんのライブは過去に行ったこともありますけど、野外で聴くとまた違った印象でした。バンドセットっていうのも最高。
SHUTO: 「雨は人を強くする」っていうMCが心に響きました。雨が降っているのを忘れるくらい、夢中になっちゃいました。

もうひとつのMOON STAGEに行ったり、またまたお酒を飲んだり、キャンプサイトでゆっくりしてみたり。気づけば日が暮れ、雨も止み、澄んだ空気が気持ちいい夜の時間に。そして初日のヘッドライナー、待ちに待ったceroの出番です。
登場するやいなや『Summer Soul』で会場を熱狂させ、さらに5月24日にリリースされたニューアルバム『e o』に収録される3曲もサプライズ披露。これには観客のボルテージも最高潮に。熱烈なアンコールにはおかわりの『Summer Soul』で応え、1日目のSUN STAGEを見事に締めくくりました。


SHUTO: 雨が止んで、新曲も歌ってくれて最高でした。ライトが灯ったテントやミラーボールが非日常的で、普段のライブとは違ったステージを楽しめました。
TAKA: 盛り上げるし聴かせるしで、本当によかったです。1曲目に歌った『Summer Soul』をアンコールでおかわりできたのも嬉しかった。今日は雨がひどくて大変でしたけど、終わりよければ全てよしってやつですね。
雨にも屈することなく遊び倒した1日目。楽しみが残っている2日目に備え、早めの就寝です。