念願のトラウトを釣れるのか!?
ルアーをローテーションして念願の一匹を狙います。ただ巻きをして、ストップ&ゴーをして、リフト&フォールをして。それでもアタリはないまま、時間だけが過ぎてしまいます。若干の焦りを感じているところで、市川の竿がしなった!


この表情、逃げられちゃったみたい。
市川:根に入られてバラしちゃいました。悔しすぎる。
完全に日が昇り、岸際を泳いでいた小魚はいなくなり、気づけばほかの釣り人たちの姿も見当たりません。それでも粘るフイナム フィッシング クラブ。


しかし、これ以上やっても釣果に期待できないので、引き上げることにします。
石井:いろんなカラーを使って、いろんな釣り方を試してみたけど、反応なし。後悔が残ります。ただ、景色がよくて来た甲斐がありました。いい経験になったし、またトラウト釣りに挑戦したいですね。
市川:初めて屈斜路湖へ来てみて、景観の美しさに驚きました。雄大な自然のなかに身を置いて、のんびりと釣りできたのが最高でした。バラしちゃったのは残念。来年またリベンジしに来たいと思います。

小松:憧れていた北海道のトラウト釣りですが、片思いは実らず。まだまだ修行が足りませんね。でも、本当に気持ちよかった。釣果はなくても満足しちゃってます。
池本:アタリすらなかったけど、心地よく過ごせました。きれいな朝焼けを見れたし、時間がゆったりと流れていて楽しかったです。知らない土地で釣りをするのは新鮮でおもしろいですね。
釣れなかった心残りはあるものの、妙に充実した屈斜路湖。トラウト釣りはこれで終了ですが、まだ昼前です。湖がダメなら、海へ行こう! ってことで向かった先は網走港。10月下旬から港にサンマの大群が押し寄せていて、入れ食い状態とニュースになっていました。なんと、ひと晩で100匹以上も釣れたとか! 少し時期がずれていますが、サンマ釣りに挑戦することに。果たして、トラウト釣りの無念を晴らたのか!? ――後編に続く。

