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無料ソフト
2006.10.13
その昔、某誌での連載中からずっとコンピュータのソフトウェアは無料になると主張してきた。厳密に言えば無料ではないが、ユーザーはソフトを使用する時、対価を払わなくてもいいという定義だ。つまりテレビ放送と同じ。番組はタダで見れるが、その制作コストは広告主が払っていて、ユーザーはその広告主の商品を消費し、それがグルグル回っているという構図である。
macユーザーにはお馴染みのメールソフト、Eudoraが無償になるという。ずっと使っていたメールソフトだけにちょっと嬉しい。これでwindowマシンでも快適にメールが使いこなせる。実はoutlookはどうにも好きになれなかったのだ。
提供は来年になるというがいまから待ち遠しい。
そこまで言うのなら有償版を買えば良かったのだが、タダでoutlookがバンドルされているのに新たにメールソフトを買うまでの情熱はなかったのだ。
さらに無料アプリケーションといえば、グーグル、ネット上の文書作成や表計算機能を無料提供というニュース。ついにグーグルがMSの標準業務ソフト、officeに対抗したソフトを発表した。
つまりexcelとwordと似た機能がweb上で使用可能になる。もちろん無料だ。
グーグルが発表したこの試みは以前から噂されていたことではあるとはいえ、やはり驚かずにはいられない。セキュリティの問題などもあるので一気にMSからこっちに流れるとは思えないが、大きな時代の流れの転換点に差し掛かったなあと感じるのである。
今後、すべてのソフトウェア、音楽やゲーム、出版物、アプリなどそうしたものすべてが無料になる時代が来るのだろうか。すでに一部のものは無料化が進んでいる現状から見て、そうなるのが自然の流れのように感じるのだが。
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