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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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飛行機

2006.12.19

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 今年もいろんな経緯で飛行機に乗った。どちらかというと飛行機嫌いだが、用があるのだから仕方がない。海に囲まれた国に住んでいるのでよその国へ行くには陸路づたいというのは無理なのだ。
行く国々によって航空会社はいろいろだ。基本的にスターアライアンスメンバーの航空会社を優先的に使用しているけど、それが運航していない地域にも行く機会も多い。つまり、まあいろんな航空会社を利用するというわけだ。
ぼくは個人的に飛行機のサービスに過剰なことは期待しない。フライトアテンダントが若くて美人であったほしいとか、ホステス並みのホスピタリティとか、ミシュラン星付のシェフうんぬんとか、美味しいワインとか、優先順位で考えればうんと下のほうだ。そのかわり狭い椅子をなんとかしてほしいといつも思う。
アッパークラスを利用することが多いのだけど、路線・航空会社によってはシートの差に雲泥の違いがある。同じ高価な料金を支払っているのにこの差は一体なんだといつも思う。基本的にライバル会社の多い路線は各社サービスを競うので180度フルフラットシートなどの導入も早かったが、そうでない寡占の路線ではそういうサービスがいつもないがしろにされている。
ずいぶん前になるが、導入されたばかりの全日空のフルフラットシートを利用したときにはもうファーストクラスなんていらないんじゃないかと(個人的に)思った。そのまま西回りでユナイテッド航空を使ってNY、成田と戻ってきた時のその違いをかみしめたもんだ。いまではどこの航空会社も順次シートはフラットになりつつある。
そしてオーストラリア線だ。この3週間で2往復した。一度目は日本航空で、二度目はカンタスを使った。
これまでの自分の意識というか先入観で言うと、カンタスはメシはまずいしシートも狭いというものだったが、これがまるっきり逆であった。向かった都市が違うので純粋に比較はできないが、日本の週刊誌を置いていないという面を省くともうコールドゲームくらいの差があった。
このところずっと日本航空は不祥事が続き、サービスも低下しているとあったが、もうそれ以上に機材の古さがそれを物語っている。
週刊誌アエラが12/25日号で「ANAがナショナルフラッグになる」という記事を掲載しているが、遠くない将来そうなるかもしれない。っていうか、意識的にはもうそうなっているか。


日本航空のブリスベン行きの食事。写真がヘタだね。しかし美味しくないのなんの。半分残して、うどんを頼みました。
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カンタスの成田への戻り便。スープはぬるかったけど味はまあまあ。他もグッド。
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ついでに全日空。キャビアの前菜。これはまあクラスが違うので参考までに。
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