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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ソニープラザ

2007.01.11

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 「ソニープラザ」が「プラザ」に名称変更というニュース。
以下引用。


輸入雑貨店の「ソニープラザ」(法人名・プラザスタイル)は3月、店舗名から「ソニー」を外して「プラザ」に変更する。ソニープラザは、日本初の輸入雑貨専門店として66年にソニーが立ち上げたが、本業との関連が薄いために昨年2月に非子会社化を発表。持ち株会社のスタイリングライフ・ホールディングス株の売却を順次進め、昨年12月時点で出資比率は23%まで下がっていた。
(asahi.comより)


昨日もソニーのことにちょっと触れたので、またその続きというわけで。
確かにもうソニーとの関連は薄いとは思っていたが、ソニープラザはソニープラザであって、そこにソニーの意味というか関連についてどうこう思う人はいないのではないか。もうその2ワードの言葉が組み合わさって、ひとつの店名になっている。切っても切り離せない関係というか、なんというか。それを切り離す方が、ブランド価値というかこれまで培ってきたものを捨てるようで惜しい気もする。
そんなことは役員会などでも議論されていると思うが、どうにもこうにももったいないと思うのは自分だけだろうか。
いまでは女子高生をはじめとした若い女性のための雑貨店というイメージだが、70年代はハイカラな輸入雑貨を扱うお店として日比谷のアメリカンファーマシーとともに若者雑誌に毎度のように取り上げられていて、地方出身者にとってはまるで夢の世界のようなお店だった。
時代の流れというかなんというか。またひとつブランドが消えていくのだ。

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