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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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自転車ルール

2007.07.04

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 ここ代官山の目抜き通りと言えば八幡通り。旧山手通りから並木橋まで伸びる片側1車線のそう広くない通りだ。
ここに様々な商店が建ち並び、そのはずれに我がオフィスはある。
しかし目抜きとはいえ非常に歩道幅が狭く、買い物や街探索にぶらぶら歩くにはあまり都合の良い状態ではない。
そこで自転車だ。
その狭い歩道を自転車が結構通行するのである。しかも通りから引っ込んだお店の違法看板がそこら中の歩道を占拠し、さらにまた美容師さんと思われる方々の自転車やバイクがさらに歩道幅を狭くする。なもんだから危険この上ない。
今朝もコンビニから事務所にたらたら歩いていたら、後ろから“チャリリリーン”と品のない若い女性に煽られた。先日はおばさまの自転車のハンドルでしこたま腰を痛打された。さらにちんたら歩くんじゃあねえという光線をまき散らすオヤジに睨まれたこともある。
しかし。
自転車は本来軽車両であるから歩道を通行するのは原則ダメなのである。通行するにしても歩行者が優先だ。これは法律でそう決まっているのだ。
それなのに今日も自転車が我が物顔で歩道を闊歩している。
今朝の朝日新聞もそうだが、このところたまにこうした自転車の通行ルール、マナーについての特集をしている。自転車に乗る人はルールをもう一度洗い直し、正しい社会人のマナーについてもう一度考え直してほしいと思う。
そういえばこないだ。クルマで桜ヶ丘方面から渋谷のセルリアンタワーを右に見て246を左折しようとして歩道を確認し、右側からの通行車をケアしながら曲がった途端、自転車がこっちに飛び込んできた。ギリギリセーフでぶつからなかったのだが、彼女は三茶方面から車道の右側を逆送してきていたのである。しかもヘッドフォンを点けて。
その左折した交差点は歩道がなく、ほぼ自動車専用道路のような趣のところ。もうルールもなにもあったものではない。
ちなみに自転車は原則左側通行で、右側通行は罰金付の違反。歩道上そこのけ状態でベルを鳴らすのも違反。もちろん携帯通話もだめ。
自転車に関する事故は増加の一途なので、この問題はさらに世間の関心事として広がっていくと思う。
しかしそうだからといってママチャリで車道を走るのも勇気がいる。ほんと、東京の都市計画のグランドデザインの貧弱さをまた実感するのであった。

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