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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ピーター・ビアード

2008.04.09

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 先日よりアマゾンのリンクを貼ってみたら思いの外、よく売れているようで手数料収入でウシシ状態。いやどうもほんとうにありがとうです。
というわけで調子こいてこんな高額商品はいかがですか?

Peter Beard: Collector's Edition, Signed And Numbered from 251 to 2500 (Taschen Artist) (革装本)



これはぼくが愛してやまないピーター・ビアード師匠の豪華革装本である。サイズはそうだな、ものすごくでかい。
2500冊の限定で、シリアル1から250までは本物のプリント写真が付いていて、251から2500は本のみという設定。ぼくはそのアンダー250を手に入れようとしたのであるが、存在を知ったのが時すでに遅く手に入らなかった。昨年のお正月にニューヨーク・ソーホーのタッシェンショップでこれと同じものが売られていて、店員に250以下は無いかと聞いたところ、もう入手は困難と言われた。どうやらその時点でプレミアだったらしい。
オーバー251がプレミアになるかどうかはわからない。現在ピーター師匠は存命。結構高齢ということだけは言っておこう。
絶版になったこの本も結構なプレミアがついているようだし。



ちなみにこれがアンダー251の特製本。ごらんの通り、売れ切れですね。



ピーター師匠にはだいぶ以前、ニューヨーク・ソーホーで常設の「ピーター・ビアード回顧展」が開催されていたとき、特別に描き下ろしをお願いしたことがある。その写真は家宝として我が家の玄関ホールに鎮座されている。
うちの社名のライノであるが、良く聞かれるのだが意味を知らない人は多い。
ライノ=rhinoceros=犀(サイ)である。自分が蔡なので語呂合わせでこうなった。ちょうどぱらぱらめくっていた師匠の「エンド・オブ・ザ・ゲーム」という名著で犀の写真を眺めているときに閃いたのである。
それ以外にもなにかと縁のある存在なのだ。この師匠。

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