国語 - 代官山通信（蔡 俊行）

　昨日、とある雑誌向けの原稿を書いたのだが、どうにもスランプ。何も書けない。
しかし興に乗じ始めるとあとはスイスイ。経験でそんなことは知っているので焦りはないものの、久しぶりの不調にすこしたじろいだのは事実。
こういうブログのように何も考えないところから、書きながら考える癖がついたの不調の原因のひとつ。それまでちゃんとした原稿は、一応何を書くかテーマを決め、段落の構造と落ちをさっと頭の中で整理して書いていた。しかもそれぞれのおおまかな行数まで。最近、そんな風な手順で文を書いてないなと思い出した。
まあ、文筆が生業ではないのでそれはそれでいいのだが、どうせ書くならちゃんとしたものを書きたい。
一応、長年原稿仕事もしているので、ちょっとした文法的なことや漢字などは大量の文字を普段からなじまない仕事をしている人たちよりはマシな程度。などと謙遜しながらも国語には自信があった。
どうして過去形なのかというと筑波付属中の国語の入試問題を先日見る機会があったから。もうボロボロでした。
小学6年生であんな問題がすいすい解けるなんて、やはり未来のエリートは違う。
もう一度一から出直してきます。